- コアウォールを構築することで、解体作業時も十分な耐震性を確保できる
- 鹿島独自のシステムで地震時の安全を確保できる
- 重機や作業員の高所作業が大幅に低減され、施工中の安全性が向上する
コアウォールで地震対策
「鹿島カットアンドダウン工法」では、建物中央部の地下1階から3階までにコアウォール(鉄筋コンクリート造の壁)を構築しています。コアウォールを囲む四隅の柱には、荷重伝達フレームという鉄筋が架けてあります。
地震発生時には、コアウォールと地上部分とが荷重伝達フレームを介して一体となることで解体前の建物と同等の耐震性を確保する仕組みとなっています。
コアウォールと荷重伝達フレームの詳細図
鹿島独自のシステムで地震時の安全を確保
ジャッキダウン中に地震が発生することを想定し、鹿島独自のシステムで地震時の安全を確保。地震の揺れが到達する前に、ジャッキダウンを自動停止させることができます。
地震発生時にジャッキダウンを自動停止させるシステム