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いきまち通信






いきまち通信10年を振り返って

2020年10月

愛知県で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にて、20の目標にとりまとめられた「愛知ターゲット」が採択されたのが2010年でした。生物多様性というキーワードが脚光を浴びるとともに、国内外で自然環境を保全し、持続的に活用するための様々な政策や活動が展開されるきかっけとなった年でした。

10年前に開催されたCOP10の際、特に重視されたのが生物多様性に関する認知度の向上であり、愛知ターゲットの目標1「普及啓発」につながるCEPA(Communication, Education, Public Awareness/広報・教育・普及啓発)の重要性が強調されました。鹿島では生物多様性都市づくりに関する様々な活動を展開するとともに、いきまち通信でその活動の情報発信を行ってきました。

ヤギやヒツジ、ウコッケイなどによる生き物除草®と近隣コミュニティへの取組み発信、ミツバチプロジェクトと未来を担う子どもたちへの環境教育の場の提供、K-BECS®(Building Earthworm Compost Systemミミズコンポスト)を軸とした地域内資源循環や、ホップを活用したK-Cowork緑化®(市民参加型緑化)と収穫される毬花を活用したオリジナルC.S.Ale®製造・販売による持続的な緑化活動の実施と地域コミュニティの活性化、など。

そのいずれもが、お客様に加え、関連する様々なステークホルダーの皆様と連携しながら行われ、生物多様性の保全だけでなく、持続可能な利用を意識して取組みを実施してきました。

現在、これらの多くは、グリーンインフラという切り口で、官民連携など多様な主体との取組みとして推進するとともに、地域特有の課題解決を目指したアプローチによって、ハード整備だけに終わることなく、運営後の効果・効能を持続的に発揮させることをも重視した技術としてお客様に提供しています。グリーンインフラ技術の詳細は、こちらのページをご覧ください。

そして本年は、愛知ターゲットの最終年であり区切りの年となります。目標達成に向けた進捗評価が取りまとめられ、2020年以降の新たな枠組みの採択に向けた準備が進められています。この先10年は、更なる技術革新や新しい生活スタイルの構築によって、ポスト2020年生物多様性枠組みを経て目標達成に近づくことが期待されています。

この区切りを受け、いきまち通信の定期的な発信は今回で最終回とさせていただきますが、鹿島では引き続き、いきものにぎわうまちのコンセプトを継承しつつグリーンインフラや生態系を活用した技術によって、これらの目標達成につながるようお客様の課題解決に向けたサービス提供を行ってまいります。

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これまで掲載してきたいきまち通信は、以下のカテゴリーに分けて引き続きご覧いただけます。

ヤギ・ヒツジ

環境負荷低減型生き物除草®、環境教育、メガソーラーヒツジ除草、
狛江CSA、工事現場ヤギ除草 など

ミツバチ

都市養蜂、ミツバチ教室、環境教育、蜜源ウォーク、
屋上緑化ワークショップ、八重洲ハニー など

ファーム

屋上農園、ポタジェ、屋上水田、収穫体験、ワークショップ、C.S.Ale、
稲作体験授業 など

その他

コアジサシ営巣、ウナギの家づくり、バットボックス など

レポート

エコキャンパス、資源循環、ホップの緑のカーテン、ミミズコンポスト、
CSA、グリーンインフラについて、COP11、URBIO2012、論文発表

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