特集:技術研究所の60年とこれから
Chapter 4 これからの知識創造型ワークプレイス  新実験棟 技術ガイド
研究成果をいち早くかたちにする。
新実験棟は建物自体を実証実験の場として,研究員自ら体感するワークプレイスだ。
どのような技術で「夢をかたちに」しているのか覗いてみよう。
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施設構成コンセプト 施設構成コンセプト 
 新実験棟の規模は,RC造一部S造,地上4階,地下2階,延床面積7,007m2
 6層吹抜けのコミュニケーション空間「ナレッジストリート」,地上4階,地下2階の「実験室」,実験ウォール・設備置場・避難経路に対応する「マルチパーパスバルコニー」の3つのゾーンで構成されている。
施設構成コンセプト
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「知識創造の縁側」〜ナレッジストリート 「知識創造の縁側」〜ナレッジストリート
 道路に面した供用通路部分ナレッジストリートは,ゆとりの小スペース(タッチダウンエリア)に,パソコンをつないで作業をしたり,気軽な打合せをしたり,自由に使用できる「知識創造」のための縁側のようなスペース。
〈主な適用技術〉
「思考・集中の場」デスク型 タッチダウンオフィスの3技術  
日射制御ルーバー 天井タスク空調
サウンドスケープ 移動検知型照明制御
煙制御と避難安全検証
「実験スタジアム」〜多機能共用実験スペース 「実験スタジアム」〜多機能共用実験スペース  
 長さ80m,奥行き11mの無柱大空間。共同研究や次世代研究に向けた,可変性・柔軟性の高い,多機能共用実験スペース。
〈主な適用技術〉
気象緩和効果機能強化屋上緑化 多機能型温室
太陽エネルギー利用 ヒートポンプシステム 地下水・地中熱利用天井放射 冷暖房システム
下部散水式生物脱臭装置  

 Chapter 1 技研のこれまで
 Chapter 2 技研のいま
 Chapter 3 技研のこれから
 Chapter 4 これからの知識創造型ワークプレイス 新実験棟 技術ガイド
 Chapter 5 これからの「知識創造」の担い手たち