KAJIMAダイジェスト
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2004

December

特集:マンションレビュー2004

マンション市場の好調がつづいている。
なかでも人気が集中しているのは首都圏の超高層・大型物件だ。
東京都区部や千葉県などのエリアでは,2004年上半期は前年同期比10%増と高水準の供給となった。
今年最後の特集は,話題のマンションをダイジェストで振り返りたい。
豊かな住まいづくりの背景には,鹿島の建設技術と都市環境への視座が織り込まれている──。

■ザ・サイト19号春日井共同溝(大泉寺・瑞穂)工事

■鹿島紀行第12回 雪の美術館

■BACKSTAGE道路空間を有効利用させる光の列

■葉山発 海辺通信第12回 海辺の家づくり



November

特集:「現場の知恵」のポテンシャル

バブル崩壊による市場縮小以後,建設業界は不景気にあえいでいる。
その煽りをもっとも受けているのが現場だ。
ものづくりの最前線にあって,しかもそこには厳しいコストの壁が立ちはだかっている。
しかし,このような苦境の中でも驚異的な成果を上げている現場がある。
そのひとつが,東京プリンスホテルパークタワー建設工事現場である。
現場が一体となり知恵を絞った結果,資源,エネルギーの効率的な利用を図り,環境負荷の低減に加え,コストダウンも実現した。
従来の施工の常識を覆す現場の知恵とはどのようなものか。
今月の特集ではその一端を紹介する。

■鹿島紀行第11回 久慈線

■BACKSTAGE超高層入居まぢか――HiDAX新シリーズ完成

■葉山発 海辺通信第11回 海の子供たち



October

特集:高まる景気回復への期待

バブルがはじけて10数年。
1990年代の日本経済は「失われた10年」と言われ,構造変化が進む中,景気は低迷し,わが国企業は業績面で著しい打撃を受けた。建設業界においても市場が大きく縮小し,ゼネコンをはじめとする各企業は生き残りをかけて必死の努力を続けてきた。
最近,多くの経済指標は景気が回復基調にあることを示しており,企業収益も2004年度は3年連続の増益が見込まれている。
しかし,多くの国民には依然として景気回復の実感は乏しい。
今後のわが国経済は,果たして本格的な回復に向かうのか。
不安材料はないのか。内外の経済社会情勢が大きく変化する中,当社を取り巻く環境はどう変わって,今後どこへ向かうのか。
首都圏では多くのプロジェクトが活況を呈しているが,地方の建設事情はどうなのか。本格的景気回復への期待を込めて,特集を組んだ。

■ザ・サイト重要文化財 正法寺本堂保存修理工事

■鹿島紀行第10回 軽井沢

■葉山発 海辺通信第10回 終わらない夏



September

特集:アップデートされる交通インフラ

首都圏の交通インフラの相互乗入れ化が増えている。
都心と郊外をつなぐネットワークは拡張し,都市生活の利便性がさらに高まってきている。
それは交通インフラにおけるアップデート(更新)作業ともいえるだろう。
しかし,そうした作業は私たちの気付かないうちに行われている。
既存の交通機関を稼動させながらのアップデート作業とはどのようなものか?
今月の特集では,交通インフラが更新される現場に迫る。

■ザ・サイト阪神電鉄本線春日野道(かすがのみち)駅改良工事

■鹿島紀行第9回 王滝村災害復旧

■BACKSTAGE地震の揺れをカットする鉄球

■葉山発 海辺通信第9回 台風の置き土産



August

特集:愛・地球博 建設進行中

「自然の叡智(えいち)」をテーマとし,新しい文化・文明の創造を目指す愛・地球博(愛知万博)。
来年3月に開催される21世紀最初の国際博覧会は,現在,会場建設の工事が最盛期を迎えた。
今月の特集は,壮大なスケールで展開する最新の現場ルポと,本博覧会に託される新たな技術や夢を,愛・地球博のプレ・ガイドとしてお届けする。

■ザ・サイト(仮称)室町三井新館新築工事

■鹿島紀行第8回 筑後大堰

■BACKSTAGEエンターテインメント空間をつくる心

■葉山発 海辺通信第8回 海辺のお祭り



July

特集:発進・秋葉原クロスフィールド

電気街として世界に名を知られる「AKIHABARA」。
ここにIT拠点を築き,次世代ビジネスを創出しようとする再開発プロジェクトが進んでいる。
その正式名称が「秋葉原クロスフィールド」に決定した。
さまざまな領域(フィールド)の人々と情報が交流(クロス)することで,新しい価値を生み出そうとする街づくりのテーマが,プロジェクトに冠せられたのである。
「交流・積層が生む創造の場=クロスフィールド」を旗印に掲げたプロジェクトの全貌を紹介しよう。

■鹿島紀行第7回 竜飛岬

■BACKSTAGE報道をつなぐ多方向階段

■葉山発 海辺通信第7回 渚の漁師



June

特集:米国鹿島40年

鹿島の本格的な米国進出は1964年,ロサンゼルス市に設立された
現地法人KII(Kajima International, Inc.)から始まった。
日系企業の米国進出に伴う生産施設の建設から地元企業や外国企業の施設建設へ。
設計・施工からエンジニアリングや生産機器据付などのサービス提供へ。
さらに,流通開発,フィービジネス,リゾート開発など,新しいビジネスモデルに活路を求め,いま当社は多くの現地法人を抱え,活動範囲は米国本土を網羅するに至った。
鹿島のアメリカ40年――。振り返るとそこには,品質を重視した実績の積み重ねと,
常に時流を見据える堅実な目と行動があった。顧客の信頼という果実を得て,
さらに新たな時代の風を捉える。

■ザ・サイト虎屋京都店 お蔵改修工事

■鹿島紀行第6回 トリトンスクエア

■BACKSTAGEMRI室をガラス張りにする20mmのライン

■葉山発 海辺通信第6回 海を歩く



May

特集:ポスト・デジタルへのアプローチ

現在,オフィスや家庭で当たり前のように使われるデジタル機器。
デジタル時代は,もはや全盛期を迎えたといってもよいだろう。
建設業においてもデジタル化の勢いはめざましく,業務の効率化・合理化に圧倒的な効力を発揮している。
その一方で,自然との共生をつねに考えながら「ものづくり」を営む建設業では,アナログの部分を生かすことも忘れてはならない。
アナログとデジタルの融和――その理想的なかたちとはどのようなものだろう?
今月の特集では,建設業の様々なシーンに導入されるデジタルを,アナログが刻み込まれた建設業の視点から考え,両者の融合から予感される「ポスト・デジタル」を考えてみたい。

■鹿島紀行第5回 益田線

■葉山発 海辺通信第5回 海からの贈り物



April

特集:環境教育のパースペクティヴ

環境時代の先鞭をつけたハイブリッドカー。その環境性能はもちろんだが,モーター/エンジンのハイブリッド運行モードが画面表示されることで「アクセルを踏むのを控えよう」といった,人の意識を変えることに成功している点でも画期的な車である。
環境教育とはこのように,受け身ではなく,誰もが主体的に行動できる仕組みや仕掛けをつくることだといえる。
「環境」という言葉がいわれて久しい。鹿島の行ってきたこれまでの取組みのなかにどのような環境教育を見出すことができるだろうか。そしてどのような展望が見えるのかを探ってみたい。

■鹿島紀行第4回 永代橋技研

■BACKSTAGE銀座に輝くリノベーションビル

■葉山発 海辺通信第4回 海の森



March

特集:ビル進化論

戸建住宅を設計できない建築学科の学生がいると,ある大学の先生に聞いた。
生まれてからずっとマンション暮らしだからだそうだ。
私たちの周りにはマンションやオフィスなどのビルがあふれており,「たくさんの床が積み重なった建物」は現代社会に欠かせないものとなっている。それは“積層”するライフスタイルと言ってもよいだろう。
明治以前,日本では城郭などの例外をのぞけば,“積層”の文化はなかった。
都市の発展とともに,ライフスタイルの変化に応え,あるいはその変化を生む基盤として,ビルは進化してきた。
「都市構造の再編」や「生活像の変化」がうたわれるなかで,次世代のビルはどのような姿になるのだろうか?
今月の特集は,ビルの進化を考えてみたい。
「超高層の鹿島」は今,“積層”というビルのあり方に新たな革新を起こそうとしている──。

■ザ・サイト静岡空港 本体用地造成工事

■鹿島紀行第3回 宮ヶ瀬ダム

■BACKSTAGE美肌コンクリートをつくる天然素材

■葉山発 海辺通信第3回 葉山のタコ漁



February

特集:音の風景

街の雑踏,都会の喧騒,人の声,心を和らげる音楽――。
住み,暮らし,働く生活のなかで,私たちは様々な音に囲まれている。
そうしたなかで,好まざる音を排し,好みの音をさらに心地よくつくりあげる音環境の整備と創造も,我々建設技術者に求められてきた。
今月の特集では,音を巧みに操り「音の風景」を演出する多彩な取組みを紹介する。

■ザ・サイト国会議事堂本館中央塔屋頂部石材修復工事

■鹿島紀行第2回 敦賀線

■BACKSTAGESURPRISE DUMPER!――巨大ダンプの疾走風景

■葉山発 海辺通信第2回 人としらすの知恵比べ



January

特集:文化を伝え継ぐ

高度経済成長時代が終焉して,私たちの心の在りようもまた変わった。
豊かで快適な生活の追求だけでなく,心の豊かさや温もりも求めるようになったのである。
こうした心の拠り所となるのが先人たちの文化と歴史を刻んできた文化遺産である。私たちは,それを人類のかけがえのない宝物として保護していく責務を負っている。
2004年最初の特集は,文化財を修復し,保存し,更新し,失いかけたものまでも復興させてきた当社の歩みを紹介する。

■鹿島紀行第1回 瀬戸大橋

■BACKSTAGE超高層都市を癒す陶土の色

■葉山発 海辺通信第1回 魚たちのゆりかご


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