特集:超高層ビルの30年 日本初の超高層ビルの誕生 1960年代初頭まで,日本では高さ31m以上のビルを建てられなかった。長い間,地震国日本では,建設不可能といわれてきた超高層ビルであったが,建築構造の権威である武藤清東京大学教授の「柔構造理論」により,技術的に可能と考えられるようになってきていた。そして,1919年に制定された高さ制限に関する法律が1963年に撤廃された。 |
■竣工直後の霞が関ビル (高さ147m,36階建て) |
自ら昇るセルフクライミング方式タワークレ−ンを初めて実用化 |
鉄骨建方のすぐ後を追ってデッキプレ−トを敷き並べ,作業場を早期に確保し高所作業時の安全性を高めた |
|日本初の超高層ビルの誕生|超高層は時代とともに| |リニューアルで若返る超高層|そして超高層は新世紀へと| |