特集:超高層ビルの30年
そして超高層は新世紀へと
制震構造技術は,こうした地震や強風などで生じる揺れと,揺れから生じる建物の機能障害などを,特殊な装置を建物に組み込むことによって積極的にコントロ−ルしようというものである。これまでに,新宿パ−クタワ−,同和火災フェニックスタワーやJALビルディングなど,TRIGON,DUOX やHiDAMといった制震装置を組み込んだ制震構造の超高層ビルを次々と完成させてきた。 超高層フリ−プランハウジングは,新しい超高層を実現する建築システムとして,当社が開発した全く新しい発想の躯体架構技術により,室内空間から柱・梁をなくし,平面的にも立体的にも自由な空間を創出できる。 この30年間,当社は超高層ビルのパイオニアとして,数多くの実績を残してきた。これからも,より機能のすぐれた超高層ビルの開拓に向けて新たな挑戦が続けられていく。