1996年建設ラッシュに沸く“世界の成長センター”アジア。
各国の首都近郊では、今急ピッチで社会資本(インフラ)整備が進んでいる。
各国は率先して規制緩和を行い、海外からの投資の自由化を促進している。
経済特区を設け、市街地再開発やハイテク工業団地等を整備し、ダムをつくり、近代国家樹立のための礎づくりを着々と進めている。 当社が戦後はじめてアジアに進出したのは1954年ビルマ(現ミャンマー)。 以来半世紀にわたり、インフラ整備や日系企業の進出にアジア各地で寄与してきた。 このうち東南アジアと呼ばれる地域は、ASEAN7カ国(タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナム)にラオス、カンボジア、ミャンマーを加えた10カ国。 大小の島々と半島からなるこの地域には言語も慣習も異なる多民族が生活している。 当社の建設現場では、その土地の食をとり、土地の歌を歌い合い、現地の人と一体となって工事が進められる。 まさに異文化交流の結節点である。 アジアにおける鹿島の「建設」を取り上げた。 現在進行中の建設工事、及び最近完了した工事を中心に特集する。 |
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