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これが、液状化現象

●ゆるい砂質土と高い地下水位

強い地震動により、地盤が液体の様になり、建物の重さを支えることができなくなります。


地下水の水位が高く、ゆるい砂質土のところで、特に、埋め立て地や昔河口であったところに起こることが予想されます。

図:液状化現象について


●液状化による被害例

写真:地盤支持力の消失によるアパートの転倒
地盤支持力の消失によるアパートの転倒
写真:岸壁の裏込め土の流出による地盤沈下
岸壁の裏込め土の流出による地盤沈下

写真:基礎の水平移動に伴う柱の倒れ
基礎の水平移動に伴う柱の倒れ
写真:浮力による地下オイルタンクの浮上り
浮力による地下オイルタンクの浮上り


●主な液状化対策工法

図:主な液状化対策工法1
地盤を締め固めたり、
水の逃げ道を作ります。
 
図:主な液状化対策工法2
軟弱地盤を、改良します。
 
図:主な液状化対策工法3
堅い地盤まで、剛強な杭などを打ち込みます。


基本原理 工法の概要 具体的な工法
締め固め 砂をケーシングを用いて叩き込む・押し込む サンドコンパクション
バイブレータの振動と、水噴射での水締め、補給砂・砂利での突き固めを併用 バイブロフローテーション
脱水 水の逃げ道として砂利の柱を作る グラベル・ドレーン
揚水管を設置し、強制的に排水する ウエルポイント
固結 セメント系の固化材を注入し、地盤を固化する 深層混合処理
SUPERJET
変形に
抵抗
剛性の高い鉄筋コンクリート壁や筋交い固化壁を地中に構築し、液状化層の変形を防ぐ 地中連続壁工法
その他 液状化しない堅い地盤まで剛強な杭などを打ち込む 鋼管巻コンクリート杭

参考文献
 
鹿島都市防災研究会   都市・建築防災シリーズ2 建築物の地震被害
(社)日本建築学会   2000年鳥取県西部地震災害調査報告


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