右上肢障がいの社員と、チームメンバーが向き合って微笑んでいる写真

頼られる強さが未来を拓く。

28年の軌跡を次世代へ。

“個”の強みをチームの“力”に。
互いに支え合う社風のなか、
対等なフィールドで
プロとしての誇りを育む

関東支店 営業管理職
事務系 1998年入社
右上肢に障がい

私は関東支店営業部で、建築担当の営業課長をしています。既存のお客さまとの関係を深めながら新規開拓も行い、提案書・見積書の作成から契約交渉まで一連を担います。支店の目標に向けて、営業戦略を立て、案件を前へ進めていくのが私の役割です。

清潔感のあるオフィスで、穏やかな表情を浮かべる右上肢障がいの男性社員の写真

同じ目標に向かう“営業のプロフェッショナル”として

気づけば入社から28年が経ちました。営業課長として、日々お客さまとの信頼を深め、新規開拓や契約交渉の最前線に立っています。鹿島で働いていて感じるのは、裁量や責任、評価の基準は健常者の社員と全く変わらないということです。特別な枠ではなく、一人のプロとして同じ目標に向かい、同じように責任を持つ。この「対等なフィールド」で地道に成果を積み重ねてきた自負が、今の自分を支えています。営業の面白さは、最初から分かっていたわけではありません。お客さまやパートナー企業の皆さんと、長い時間をかけて「信頼」を育てていく。その繋がりが仕事の成功に繋がった瞬間の喜びは格別です。それこそが、私がこの仕事を続けてこられた一番の理由かもしれません。

片手ながらも、明るく微笑みながら名刺交換をする障がいのある社員の写真

意識しない“普通”が、いちばんの配慮

周囲に障がいのことを意識されることはなく、普通に仕事を任せてもらえるのが、私には何よりありがたいです。もちろん、できないことまで無理に求められるわけではありません。たとえば会食でナイフやフォークが必要な場面では、周りが当たり前のように手を貸してくれます。助け合いが“制度”というより“空気”として根付いている。そんな優しさが鹿島らしさだと思います。

清潔感のあるオフィスで、穏やかな表情を浮かべる右上肢障がいの男性社員の写真片手ながらも、明るく微笑みながら名刺交換をする障がいのある社員の写真
明るい屋外で紺色のスーツをまとい、晴れやかな表情で空を見上げる右上肢障がいの男性社員の写真

経験という財産を、次の世代へ

今私が一番大事にしているのは、次世代への「引き継ぎ」です。先輩方が築いてきたお客さまとの関係や人脈を、私の代で少しでも厚くして、次に渡したい。だから若手が私の営業の進め方や信頼のつくり方を、必死に吸収しようとしてくれているのを見ると、うれしく思います。
とはいえ、私自身「まだまだ伸びしろがある」と思っています。これから先も私が積み上げていく知識や経験で、若い仲間が動きやすいように道を切り拓いていきたい。守られる存在ではなく、道を示せる存在として、新しいやりがいを見つけていきます。

障がいを越えたリスペクト。
私たちが「プロの営業」から受け継ぎたいもの。

右上肢障がいの男性社員を囲み、チームメンバーが互いに信頼を寄せ合っている温かい雰囲気の集合写真

追うべきは「営業としての背中」

職場では、障がいがあることを特別に意識する場面はほとんどありません。誰もが普通に声をかけ合い、普通に相談できる。そんな「一人の仲間として当たり前に接している」という空気感が、私たちのチームらしさだと感じています。
先輩が声をかけてくれるだけで場が和らぐし、仕事が前に進みやすくなる。地域のお客さまや協力会社の方々からも愛称で呼ばれるほど、深く信頼されています。また上司の話の中でも「あの姿を見習って、みんなも成長していこう」と、よく手本として名前が挙がります。私たちもその姿に刺激を受けていますし、背中を見て学び、目標にしていきたいと思います。

会議室で資料を囲んで打ち合わせをする右上肢障がいの男性社員と同僚たち。身振り手振りを交えてフランクに会話する業務風景の写真

凸凹を埋め合う「理想のチーム」の形

私たちが学んだのは、先輩後輩の間に壁を作らないことです。もう一つは、自己判断で突っ走らず、上司や同僚と話しながら進めること。「誰に頼って、誰に相談して、誰にお願いするか」を自然に組み立てている姿は、若手にとって大きな手本です。仕事は個人戦じゃなく、チーム戦なんだと実感しています。
自分の弱みを隠さず、私たちを信頼して頼ってくれるからこそ、私たちも安心して先輩を頼ることができる。このフラットで風通しの良い関係性を、みんなが心地よく感じています。

右上肢障がいの男性社員を囲み、チームメンバーが互いに信頼を寄せ合っている温かい雰囲気の集合写真会議室で資料を囲んで打ち合わせをする右上肢障がいの男性社員と同僚たち。身振り手振りを交えてフランクに会話する業務風景の写真
ラウンジスペースのソファーに座り、リラックスした様子で対話する右上肢障がいの男性社員とチームメンバー。本音で語り合える深い絆を象徴する風景の写真

求職者へのメッセージ

長い時間、鹿島で働いていますが「もう嫌だ」と投げ出したくなったことは一度もありません。人が温かいのはもちろん、常に新しい価値を求める「進取の精神」が息づき、部署の垣根やパートナー企業との壁もないフラットな関係性が鹿島の魅力です。障がいがあっても一人のプロとして期待され、健常者の社員と同じフィールドで対等に責任を背負って挑戦できる環境があります。
もちろん最初は不安もあると思いますが、最後は自分自身のやる気次第です。無理に背伸びをせず、まずは自分にできることから一歩踏み出し、困ったときは周囲を頼ってみてください。そうして自分のペースで着実に自信を積み上げていくことが、この会社で長く、良い関係を築きながら働き続けるための秘訣だと思っています。