視覚障がいのある笑顔の女性社員と、彼女を支える個性豊かなチームメンバーたちが並ぶ写真

“ありのまま”で輝くことが、

“自分”と“チーム”を

変えていく。

“素”の自分でいられる環境が、
チームと未来を創り出す。

四国支店 経理・広報担当
事務系 2023年入社
視覚障がい

四国支店管理部で経理と広報を担当しています。入社時はルーティンが明確な経理からスタートし、請求書処理などの実務を習得しました。仕事に慣れる中で「もっと挑戦したい」と伝え、現在は強みの対話力を活かせる広報にも携わっています。HP作成や動画での魅力発信など、自分にできる形で一歩ずつ仕事の幅を広げています。

ヘッドホンを装着し、専用の拡大読書器を指先で操作しながら、集中してPC業務に取り組む視覚障がいの女性社員の写真

「何ができるか」より、私の「やりたい」を信じてくれた

就活では、会社説明会や面接などで、いくつもの企業の担当者と話しました。そのたびに「目が見えなくて何ができるの?」と聞かれ、答えられないまま終わることが多くて、正直、諦めかけたこともあります。
でも鹿島の面接では、「何がしたいか」「入社したらどうしていきたいか」と未来の話をしてくれました。「やってみたい」というこれからの意欲を尊重してくれたことが、入社の決め手となりました。

モニターを前に同僚と談笑し、はじけるような笑顔を見せる視覚障がいの女性社員の写真

「素」の自分を出せたことが、アクティブな私への第一歩

入社前は、「職場の仲間の足を引っ張って役に立てなかったらどうしよう」という不安でいっぱいでした。しかし、入社直後に当時の部長が各部署への挨拶回りに同行し、私の特性をオープンに伝えてくれたことが大きな転換点となりました。最初に正しく知ってもらえたことで周囲との壁がなくなり、臆することなく同じ職場で働く「一人の仲間」として、対等に接することができるようになったんです。
そのおかげで、今では自分から週末のキャンプに誘ったりなど、入社前よりずっとアクティブに行動できるようになりました。「助けて」と言える安心感と温かい仲間の存在が、私を新しい世界へと連れ出してくれたのだと感じています。

ヘッドホンを装着し、専用の拡大読書器を指先で操作しながら、集中してPC業務に取り組む視覚障がいの女性社員の写真モニターを前に同僚と談笑し、はじけるような笑顔を見せる視覚障がいの女性社員の写真
穏やかな光を浴び、未来を見据えるような優しい表情を浮かべる視覚障がいの女性社員の写真

諦めずに自分と向き合い、人とのつながりを広げていきたい

これからも障がいとは付き合っていかなければなりませんが、それでもこの会社で長く仕事を続けられるよう、諦めずに自分と向き合っていきたいと思っています。周りに助けてもらった分、私も自分にできることで会社や仲間に貢献していきたい。そして広報の取材などを通じて、社内の人脈や人とのつながりをもっと広げていけるよう頑張ることが、今の私の大きな目標です。

自ら発信する勇気が、職場を前へ。
助け合いを力に変えるチームの形。

屋外にて、同僚に腕を貸してもらいながら安心して歩を進める女性社員の写真

障がいを越えた「一人の仲間」としての信頼関係

視覚障がいのある仲間を迎えるに当たり、現場にも最初は戸惑いがありましたが、本人が自分の状況をフランクに話し、素直に周囲を頼ってくれる姿を見て、その不安は消えました。彼女へのサポートを特別なことと考えるのではなく、一人の仲間への自然な配慮として定着しています。今では、彼女は部の中で一番声が聞こえてくるほど、コミュニケーションの中心になっています。大事なのは誰もが本音で相談し合える環境があること。私たちはこれからも彼女と前向きに取り組んで、より良いチームを創り上げていきたいと考えています。

会議室でタブレット端末を囲み、チームメンバーと真剣な表情で意見を交わす女性社員の写真

「伝える工夫」がチームの業務を洗練させる

彼女と働く中で、私たちは「なんとなく」ではなく「順序立てて丁寧に説明する」ことの大切さを学びました。彼女に分かりやすく伝えるための工夫が、結果としてマニュアルの整備や情報共有の質を高め、誰が担当してもミスなく動ける「属人化のない強いチーム」への進化につながったのです。彼女の存在は、私たちの働き方そのものをアップデートするきっかけになっています。

屋外にて、同僚に腕を貸してもらいながら安心して歩を進める女性社員の写真会議室でタブレット端末を囲み、チームメンバーと真剣な表情で意見を交わす女性社員の写真
障がいをもつ女性社員を中心に、屋外でチームの仲間5名が横に並び、心から楽しそうに笑い合う集合写真

求職者へのメッセージ

以前の私は障がいを隠して一人で頑張るタイプでしたが、鹿島では面接の時から「何ができるか」より「何がしたいか」という私の意志を一番に尊重してくれました。入社後もその姿勢は変わらず、自分の「やりたい」という想いに向き合い、挑戦させてくれる環境が、単なる働きやすさだけでなく自分自身の大きな成長に繋がっています。今では母から「鹿島に入って本当に明るくなったね」と言われるほど、毎日を自分らしく、自然体で過ごせています。諦めなければ、今の自分が活かせる場所はきっと見つかるはずです。障がいのことを気にしすぎず、社会人としての生活を思いきり楽しんでほしい。困ったときは一人で抱え込まず、周囲を頼りながら進んでいけば大丈夫です。一歩踏み出すその勇気が、あなた自身とチームを新しく変えていくきっかけになると信じています。