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被害の大きさに応じて、軽微から崩壊までの5段階のランクを定めています。 |
| ランク |
被害状況 |
スケッチ |
被
害
軽
微 |
I |
柱・耐力壁・二次壁の損傷が、軽微かもしくは、ほとんど損傷がないもの。 |
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小
破 |
II |
柱・耐力壁の損傷は軽微であるが、RC二次壁・階段室のまわりに、せん断ひびわれが見られるもの。 |
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中
破 |
III |
柱に典型的なせん断ひびわれ・曲げひび割れ、耐力壁にひび割れが見られ、RC二次壁・非構造体に大きな損傷が見られるもの。 |
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大
破 |
IV |
柱のせん断ひび割れ・曲げひび割れによって鉄筋が座屈し、耐力壁に大きなせん断ひび割れが生じて耐力に著しい低下が認められるもの。 |
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崩
壊 |
V |
柱・耐力壁が大破壊し、建物全体または建物の一部が崩壊に至ったもの。 |
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| 日本建築学会「1978年宮城県沖地震被害調査報告」 |
| ■中破(ランクIII) |
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| ■大破(ランクIV) |
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| ■崩壊(ランクV) |
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| 柱せん断破壊 |
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| 柱壁破壊による1階の崩壊 |
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| 柱破壊による中間階の崩壊 |
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| 参考文献 |
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| 鹿島都市防災研究会 |
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都市・建築防災シリーズ2 建築物の地震被害 |
| (社)日本建築学会 |
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1978年宮城県沖地震被害調査報告 |
| (財)日本建築防災協会 |
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建築防災 '98.12 特集「被害程度のものさし」 |
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