特集:土木構造物のライフサイクルエンジニアリング![]() |
特集 土木構造物のライフサイクルエンジニアリング わが国は,戦後の荒廃した国土整備に始まり,今日まで道路や橋,ダムなどに代表される幾多の社会資本(インフラストラクチャー)を整備してきた。しかし,戦後に建設された多くの土木構造物は,完成からおよそ50年近くが経過している。また,建設当時より,使用の頻度や荷重など当時の設計要件が大きく変化し,一部のインフラについては,老朽化が速まっているものも出てきている。そのため,劣化の問題や,維持・管理,更新の費用増大などの問題が関心を集めている。 このような社会背景を踏まえ,現在,当社では,社会資本の老朽化・劣化などに対し,「構造物の長寿命化を図るための適切な維持・管理」を提案するために,土木構造物のライフサイクルエンジニアリング(LCE)の構築に取り組んでいる。今月号は,この土木構造物のLCEにおける当社の取組みを特集する。 ![]() |