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Solution
01
顧客の立場での
シナリオ立案サービス

計画の事業性を重視した優先順位づけ

鹿島グループの広範・グローバルなネットワークを活用し、事業計画・マスタープランから、建築設計、そして、建物の維持管理・運営に至るまで、計画の事業性を重視した優先順位づけを行い、プロジェクトのステークホルダーに対するフルパッケージ型サービスを提供します。

Case001
東京大学駒場
コミュニケーション・プラザ

独立法人化後の大学PFI事業への参画

写真:独立法人化後の大学PFI事業への参画

東京大学の独立法人化後にPFI事業コンペが企画されました。駒場寮のあった由緒ある敷地に、「開かれた大学」の理念にふさわしい、福利厚生施設及び学内外交流の教育研究施設の建設と、13年間の適切な施設運営が求められました。当社は代表企業としてグループを組成し応募した結果、提案に高い評価を得て事業者に選定されました。

東京都目黒区駒場 2006年9月竣工

既存の環境の価値を高める

3つの低層棟は、既存の図書館と共に広い中庭を囲む構成としています。
キャンパスを東西に貫く銀杏並木の東端に計画された既存の博物館、図書館、池、公園等に隣接し、広場に大樹が聳える恵まれた環境の価値を最大限に高めることを意図しました。

キャンパスライフの充実

食堂、売店、実習室など、キャンパスライフの中心機能が集約されています。
多くの学生が集散・滞在する場所として、室内と外部とが一体となった、居心地のよい開放的な空間をつくりだしました。

維持管理への配慮

企画の初期段階から関係者間で維持管理・運営に関して協議し、その結果を動線計画や設備計画に織り込みました。また、この場所に刻まれてきた歴史を継承し、自然環境と共に長く維持保全することを企図しています。

写真:中庭

中庭

写真:銀杏並木

銀杏並木

Case002
虎ノ門タワーズ

都心部の再開発

写真:都心部の再開発

東京の都心部において、当社が最初の土地取得から30余年の長い時間をかけて手がけた開発事業です。
ホテルオークラ東京に隣接し、交通利便な立地特性を生かしています。さらに、新たな需要の創出を目指し、オフィスタワーとレジデンスタワーの2本の超高層建築が方形の広場を介して並び建つ構成としました。
長寿命と高品質をテーマに設計した2つの棟は、周辺地区の環境の整備や向上に資しています。

東京都港区虎ノ門 2006年8月竣工

土地のポテンシャルを引き出す

敷地は大名屋敷であった由緒をもち、周辺には多数の外国公館やホテルオークラ東京などがある都心の一等地です。開発から設計、施工、運営まで当社が一貫して手がけることにより、そのポテンシャルを最大限に引き出すことができました。

環境への配慮

隣接道路の区画整理や歩行者ネットワークの整備、既存林を生かした緑地計画などにより、周辺地区の利便性や安全性、快適性の向上を図っています。また、サンクンガーデンにはKAJIMA彫刻コンクールの第9回大賞作品のモダンアートを設置し、都心にあっては稀有な彫刻芸術と建築空間が出会う静謐な空間を創造しています。

ロングライフ&ハイグレード

オフィスタワーでは「テナント・オリエンテッド」のコンセプトを貫き、最先端の環境配慮設計により良質なワークスペースを提供しています。そして、レジデンスタワーでは、ロングライフを見据えた上質なホスピタリティを提供し、都心居住の概念を一新させるものとなっています。

写真:2本の超高層建築

2本の超高層建築

写真:彫刻のあるサンクンガーデン

彫刻のあるサンクンガーデン

写真:オフィスタワーのインテリア

オフィスタワーのインテリア

写真:レジデンスタワーの住戸インテリア(モデルルーム)

レジデンスタワーの住戸インテリア(モデルルーム)

Case003
秋葉原地区再開発

電気の街のダイナミックな変貌を推進

写真:電気の街のダイナミックな変貌を推進

「アキハバラ」として世界に知られた街区の一画における、青果市場跡地の再開発事業です。秋葉原のポテンシャルにいち早く着目した当社は、まず超高層マンションTOKYO TIMES TOWERを、次いでNTT都市開発とダイビルと共同で秋葉原ダイビルと秋葉原UDXの2棟の超高層ビルの開発に取り組みました。その結果、IT関連産業の枢要な拠点「秋葉原クロスフィールド」を中心とする職住近接のコンプレックスが完成、地域の活性化に寄与しています。

東京都千代田区外神田 2004年9月、2005年3月、2006年3月竣工
TOKYO TIMES TOWER、秋葉原ダイビル 設計:KAJIMA DESIGN
秋葉原UDX 設計:NTT都市開発+KAJIMA DESIGN+NTTファシリティーズ+日総建

情報が「クロス」する場

様々な領域の情報が集まり、クロスすることにより、次世代のビジネスが創造されることを目指しました。2棟の低層部には産学連携機能、集客機能、情報ネットワーク機能、オフィス機能を混合して集積し、新しいプラットフォームを形成しています。

にぎわいの景観をデザインする

JR秋葉原駅の駅前広場と2棟の超高層ビル、さらにTOKYO TIMES TOWERまで歩行者デッキで直結し、電気街へのスムーズな誘導を促し、敷地内の回遊性を生みだしています。1、2階周りの歩行空間は、木立、水辺、ピロティ、デッキなどの仕掛けによりアメニティを高めています。

多様な活動をサポートする

大学間の連携、産官学の連携、IT系ベンチャー企業の孵化、さらには文化の発信基地、都心の職住近接など、多様な活動を育むための適切な施設運営・管理を行っています。その成果をフィードバックし、周辺地域の発展へも貢献しています。

写真:3棟の全景

3棟の全景

写真:秋葉原UDX西側の歩行空間

秋葉原UDX西側の歩行空間

Case004
ジェントルエア神宮前

老朽化したマンションの建替え

写真:老朽化したマンションの建替え

3大都市圏では、築後30年以上のマンションが2012年には119万戸に達すると予想され、老朽化したマンションの急増がもたらす問題の深刻化が懸念されています。居住者のみならず地域の人々も居住環境や防災面での不安を抱いています。建替えは解決の選択肢の一つですが、権利調整の難しさなどがハードルとなり、実施事例が少ないなか、本件は先駆的な試みといえます。

東京都渋谷区神宮前 2007年3月竣工

分譲マンションの建替え事業

1973年竣工の7階建ての老朽化した分譲マンションの建替え事業です。当社が事業協力者及び設計施工者に選定され、企画から施工、さらに保留床の分譲まで一貫して行いました。通常は困難とされる地権者の合意形成を丁寧に導き、各種の計画手法を駆使して完成に至りました。

権利調整業務を含む総合マネジメント

地権者の合意形成から、引越し対応、複雑で長期にわたる各種の法的手続き、居住者の要望を丁寧に汲んだ設計対応まで、相互に絡み合う事項を総合的に一括管理しました。「まかせて安心」をキーワードに円滑な事業進行に努めました。

地権者の負担の軽減

老朽化マンション建替促進のために制定された東京都の共同住宅建替誘導型総合設計制度を活用し、容積割り増しを受けて地権者の資金負担を軽減しました。さらに高さ制限の緩和を受け、良好な住環境の形成を実現しました。

写真:Before → After

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