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Total
Solution
03
習熟型の
ノウハウ提供サービス

習熟進化 「建築」の進化を追い続けること

集積してきた広範囲の技術・ノウハウ、竣工後の維持管理や運営に関する情報・経験をフィードバックすることで、習熟度の高い設計が可能になります。次の設計に建物の生涯価値効率(ライフサイクルコスト、長期修繕計画等)の向上や、環境配慮設計への反映を行っています。

Case001
フリープランハウジング

ライフスタイルの変化への柔軟な対応

写真:ライフスタイルの変化への柔軟な対応

TOKYO TIMES TOWER

都心居住・職住近接を実現する超高層ハウジングについても、長寿命化が求められています。
そのためには、ライフスタイルや用途の変化に応じられる可変性を建物そのものが備えていることが必須です。
将来、子供や孫が生まれて家族がふえる、自宅で教室を開くなど、ライフステージが移行し、ライフスタイルが変化しても、それに沿ったリフォーム・リニューアルを行えば、長く住み続けることができるからです。

スーパーRCフレーム構法

壁状の大きな柱(スーパーウォール)、頂部の大梁(スーパービーム)、制震装置で梁と繋がるコネクティング柱からなる革新的な躯体架構技術です。住戸室内に柱型、梁型の出ないシンプルなスケルトンで、平面、断面、設備等の計画の制約が極めて少ないのが特徴です。

経験の積み重ね

スーパーRCフレーム構法は、計画上の自由度の高さにおいて究極のフリープランハウジングで、すでに10数棟の実績があり、当社の標準的な構法の一つになっています。他にもダブルチューブ構法など、フリープランを実現する構法を開発し、条件に応じて適用しています。

写真:プラザタワー勝どき

プラザタワー勝どき
東京 2004年
スーパーRCフレーム構法

写真:TOKYO TIMES TOWER

TOKYO TIMES TOWER
東京 2004年
スーパーRCフレーム構法

写真:芝浦アイランド・ケープタワー

芝浦アイランド・ケープタワー
東京 2007年
チューブ構法

写真:横浜ポートサイドプレイス

横浜ポートサイドプレイス
横浜 2009年
スーパーRCフレーム構法

Case002
アトリウムのある学校

コミュニケーションの核をつくる

写真:コミュニケーションの核をつくる

西南学院中学校・高等学校

小学校、中学校、高等学校、いずれにおいても、生徒たちは教室での授業のほかに、例えば友だちとの触れ合い、先生との会話、自主的な学習、課外活動などたくさんの時間を過ごします。そうした交流や活動を促すための心地よい場所づくりを行えば、学校生活はより充実し、学校運営はより円滑に進みます。

アトリウムをつくる

校舎の中心に場所づくりの一つの有力な方法である大きなアトリウムをつくりました。自然光が射し込む明るいアトリウムは、見通しが良く、様々な用途に使うことができ、生徒や教職員の交流を活発にし、一体感を生み出しています。

計測データを生かす

西南学院中学校・高等学校では、アトリウムとその周囲の教室について、運営状況やエネルギー消費状況を長期間継続して計測しています。その結果を分析して運用の改善に繋げるとともに、次の計画にフィードバックします。

写真:日本工業大学駒場中学校・高等学校

日本工業大学駒場
中学校・高等学校
東京 2001年

写真:西南学院中学校・高等学校

西南学院中学校・
高等学校
福岡 2003年

写真:恵泉女学園世田谷キャンパス

恵泉女学園
世田谷キャンパス
東京 2003年

写真:西南学院小学校

西南学院小学校
福岡 2010年

Case003
電子デバイス生産工場

事業計画のスピードアップに同調する

写真:事業計画のスピードアップに同調する

凸版印刷(台湾)有限公司

デジタル機器の進化・発展はめまぐるしく、製品の供給はグローバル化し、そのサイクルは短くなる一方です。部品を供給する電子デバイス工場の企画・設計・施工にも、これまでにないスピードが求められます。
当社はそうした要請に応えると共に、生産環境の高度化や精密化への対応、災害時の操業継続可能性の向上、省エネルギー化を進め、これからの低炭素社会にふさわしい次世代工場の実現をサポートします。

トータルエンジニアリング

カテナリーアーチ構造をはじめとする多様なハード技術、クリーンアップノウハウや装置搬入計画といったソフト技術、さらに、それらが複合する技術を開発し、トータルエンジニアリング力によって、最先端工場建設のニーズに応えます。

多層階免震

土地が限られている場合には工場を多層化することが有効です。その場合、免震化により地震時の操業停止リスクを軽減することが可能ですが、製造装置の微振動対策上は厳しくなります。当社は免震と微振動制御を両立させる技術を開発しています。

写真:凸版印刷 滋賀フォトマスク工場

凸版印刷 滋賀フォトマスク工場
1998年

写真:凸版印刷 滋賀工場 LR棟

凸版印刷 滋賀工場 LR棟
2005年

写真:凸版印刷 三重第一工場

凸版印刷 三重第一工場
2006年

写真:凸版印刷堺工場

凸版印刷堺工場
2009年

Case004
教育施設の耐震補強

診断・分析から最適解を導く

写真: 診断・分析から最適解を導く

八雲学園中学高等学校
パラレル構法における耐震補強

建物の地震時の被害を最小限にしたいという思いはひとつであっても、その解決策は一様ではありません。
構造と設備の老朽化の程度、ピロティや吹き抜け、建物の使用状況、耐震性能のレベル、工事上の制約など、多くの変数があります。
耐震診断からそれらを分析し、総合的に判断して最適の構法や施工法を導きます。

ニーズに合わせた耐震補強

耐震補強の効果、デザイン、工費、工期、工事中の状態などにより、複数の構法の選択肢があります。より高い耐震性能を求める場合には、制震装置を導入したり、免震化するなどの手法も考えられます。

パラレル構法

教育施設の場合には特に施工期間やデザインに留意する必要があります。中・低層の建物にPC鋼材を平行に取り付ける構法であるパラレル構法は、施工中、補強後も室内への影響が少なく、眺望、通風、採光も充分に確保することができる優れた構法の一つです。

図版:共立女子学園 八王子一号館

共立女子学園 八王子一号館

図版:聖学院小学校 CGによる従来構法(左)とパラレル構法(右)の比較

聖学院小学校 CGによる従来構法(左)とパラレル構法(右)の比較

図版:学習院女子大学 体育館

学習院女子大学 体育館

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