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Solution
02
費用対効果型の
メニューサービス

技術力が生む新発想スペース

顧客の事業計画を受け、営業・設計・施工が一体となって、デザインや技術の方向性、施工法等について集中的検討を実施し、ニーズに合わせた新たな技術を駆使することで、費用対効果の高い新発想スペースを提供します。

Case001
ファシリティプログラミング

知的生産性の向上をめざす
居ながら建替え

写真:知的生産性の向上をめざす居ながら建替え

ジーシー研究所

企業にとって、老朽化した施設の建替えを事業を継続したまま同じ場所で行うのは理想です。しかし、都市部では敷地にゆとりがない場合がほとんどで、多くの困難を伴います。
当計画は様々な検討を経て、7棟に分かれていた施設をスクラップ&ビルドで順次建替え、最終的には1棟にまとめていく方式を提案し、実施に移されています。

東京都板橋区蓮沼町 
2008年7月2期工事終了 2012年9月3期工事終了

新しいワークプレイスの提案

新製品・新技術を生み出し続けることが求められる研究開発の場では、創造性と同時にスピードが求められます。そのため、研究者のワークスタイルを分析し、スピードと創造性を同時に達成できるようなワークプレイスの提案を行いました。

ファシリティプログラミング (FP)

計画の初期から顧客と協調し、きめ細かなファシリティプログラミングを行いました。既存の棟に分散している実験室の移転を最小化して、日常の研究活動への影響を極力減らし、数度に及ぶ建設の各段階での使用状況が最適であるように綿密な計画を立てています。

地域と調和した都市型施設

顧客の社是である社会貢献に鑑み、地球環境に優しく、周辺環境と調和した計画であることを旨としています。そこから、1棟に集約し、外に閉じ、内側にアトリウムを設けて建物内を有機的に繋げる全体構成が導かれました。

写真:内観
写真:内観
平面図

ある建物の1フロアにおける
交流(会話や立ち話など)の発生頻度のシミュレーション
レイアウトの異なる2例を示す。

Case002
ハイブリッドマルチタワー構法

可変性の高いスクール空間

写真:可変性の高いスクール空間

神奈川工科大学情報学部棟

2004年、キャンパスのマスタープランを当社が行い、それを受けて情報学部棟、学生サービス棟、学生プラザが順次建設され、2009年に完成しました。キャンパスで唯一の高層建築である情報学部棟は、当社開発のハイブリッドマルチタワー構法を初めて採用したものです。その結果、高層建築でありながらも新たな学校ニーズに対応する、可変性の高いスクール空間となっています。

神奈川県厚木市下荻野 2006年2月竣工(情報学部棟)、
2008年8月竣工(学生サービス棟)、2009年4月竣工(学生プラザ)

低階高を実現するフリープラン・スクール

2005年に小中高校の天井高さの制限が緩和されたため、低い階高の教育空間が可能になりました。設備機器や配管を合理的に設置でき、かつ心理的な圧迫感を与えない天井高さを確保する空間をつくるために、ハイブリッドマルチタワー構法は有力な選択肢となります。

フリープラン・スクール

中央にRC耐震コア、外周にプレキャストのRC柱、梁は鉄骨という躯体からなる構法で、 間仕切りの自由な設置や変更、設備配管の変更や更新が容易なことから、中高層のフリープラン・スクールに最適です。さらに発展して、躯体に自由度があることから、階をまたぐ変更にも対応が可能です。

他用途への展開

ハイブリッドマルチタワー構法は、他の用途の建物にも適用可能な汎用性の高い構法です。オフィス、医療福祉施設など、将来のニーズの変化により建築や設備の改築・更新が求められる可能性が高い施設には有力な選択肢の一つとして、建物の長寿命化に大きく寄与します。

写真:内観
写真:内観
図版:フリープラン・スクールの概念図

フリープラン・スクールの概念図(ハイブリッドマルチタワー構法により低階高を実現)

図版
Case003
HeCT構法

革新的な鉄骨接合工法

写真:革新的な鉄骨接合工法

けやきウォーク前橋

前橋の中心の自動車工場跡地に計画された、延床面積10万m2、駐車場3,220台、モールタイプ大型ショッピングセンターです。JR前橋駅から徒歩10分の街区ひとつを丸ごと開発するにあたり、交通の混雑を極力減らし、周辺環境との親和性に配慮し、地域全体の活性化に貢献しうる施設であることが求められました。短い工期のなか、新しい躯体向け構法を採用するなど工夫を重ねて完成された建物は、多様なテナントが集積し、たくさんの来場者で賑わっています。

群馬県前橋市文京町 2007年2月竣工

モールタイプ大型ショッピングセンター

既存の街並みとの調和を図るため、ファサードデザインに留意し、ボリューム感の抑制に努めています。また、既存のけやきや桜の樹木を生かし、新たな植栽と合わせて良好な地域環境をつくりだしています。

HeCT構法

本件で初採用となるHeCT構法は、柱にH型鋼、大梁にH鋼+CT鋼(端部)を用いた躯体構法でショッピングセンターや倉庫の躯体向け構法として開発しました。鉄骨量、鉄骨加工手間、現場溶接を削減することにより低コスト・短工期を実現しています。

低階高によるメリット

HeCT構法は、従来の構法に比べ、大梁の中央部のせい(高さ)が小さくなることから、空調ダクトの梁貫通が不要になり、低階高の実現が可能になります。低階高にすることにより、初期コスト削減や、ランニングコストの低減など多くのメリットがあります。

図版:HeCT構法

HeCT構法:柱と梁の取り合い部分

写真:外観 写真:内観
Case004
エコモジュール

ゾーンからパーソナルへ

写真:ゾーンからパーソナルへ

鹿島本社ビル

39年ぶりに新築された当社の本社ビルです。防災拠点として被災時の業務継続を考慮し、免震構造を採用しています。外観は鹿島スタイルとも言える端正なデザインの流れを受け継いでいます。オフィス空間は、コンパクトなコーポレート機能を志向し、3.6mモジュールで構成され、様々な仕事の進め方や組織変更に対応可能なワークプレイスを提供しています。また、そうしたワークスタイルに新空調・照明制御システムを考案し、適用しました。

東京都港区元赤坂 2007年7月竣工

タスク&アンビエント空調システム

タスク&アンビエント空調システムは、人が居る所だけを空調するという、オンデマンドのコンセプトに基づく空調システムです。タスク空調機を各モジュール毎に配置し、自席周辺を在室者の好みに応じて制御することができます。

フリーアドレス・ハイブリッドセンサー

オフィスの各モジュールに設置されたフリーアドレス・ハイブリッドセンサーは、人感センサーと明るさセンサー、室温センサーにより構成され、省エネルギーに寄与しています。

ユニバーサル・コンフォート

タスク空調機の機能を強化するために、ユニバーサル・コンフォートと名付けた新しい吹出口を開発しました。この吹出口は、居住者の好みに応じて、心地よいソフトな気流感を得られるモードと気流を感じさせないモードとを自由に切り替えることができます。

写真:執務空間

執務空間

写真:外観

外観

図版:エコモジュール・コントロールシステムのイメージ

エコモジュール・コントロールシステムのイメージ

図版:フリーアドレス・ハイブリッドセンサー

フリーアドレス・
ハイブリッドセンサー

図版:タスク&アンビエント空調システム

タスク&アンビエント空調システム

図版:気流の切替が自由なユニバーサルコンフォート

気流の切替が自由な
ユニバーサルコンフォート

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