鹿島は「社業の発展を通じて社会に貢献する」という経営理念に基づいて「CSRの枠組み」を定め、グループ全体でCSR 活動を進めています。 企業倫理と使命感に貫かれた誠実な企業として社会から信頼されるとともに、公共性の高い事業を通じて社会や顧客へ貢献していくことを目指します。


鹿島のCSRの本質は、社会や時代の要請に応え、公正な企業活動を通じて多様なステークホルダーと良好な関係を築き、保っていくことと考えています。建設業の成果は長い期間にわたって、直接社会や人々の生活を支えるものであり、社会や顧客の永続的な信頼のもとに、社会の持続的な向上と建設業、ひいては当社の安定的な発展を共存させていくことが、鹿島のCSRの実践で目指すものです。

「CSRの目的」を果たすためには、何よりもまず高い企業倫理と強い使命感に貫かれた誠実な企業であるとともに、たゆまぬ研鑽による高度な技術力をもとに、良質なインフラや建物・サービスを提供し続けることが肝要です。社会や顧客からの信頼の基盤は確かな品質にあります。「良質なインフラや建物・サービスを提供」によって信頼を築き、社会への貢献と、顧客の利便・快適・安心の充足を通じて永続的な評価を受けることが、鹿島のCSRの基本です。
コンプライアンスの徹底

建設業界が「貢献度は高いが、好感度は低い」との評価をこれまで受けてきたことは事実ですが、社会や人の生活を支える仕事の責任の重さを考える時、信頼される企業への努力の大切さを改めて認識しています。コンプライアンスの徹底とは、諸法令の遵守は当然として、さらに高い企業倫理に貫かれた誠実な企業を社員一人ひとりが目指すことです。
働くことに誇りを持てる会社

建設業は、多くの職種の協力会社の人々と一体となって工事の完成を目指して努力しており、まさに一人ひとりの能力が財産と言えます。多くの人々が働く現場が、安全で相互に信頼し合え、かつ私たちの仕事が社会を支えているとの使命感に満ちた「働きやすく誇りある」現場であるよう、環境の整備と意識の啓発に努めています。
地球環境保全と環境創造

建設業は資源多消費産業であり、自然環境に手を加えることが多い産業です。環境に対しては常に感度が高く、礼儀正しい企業でありたいと思っています。地球環境の保全は「次世代への責務」と考え、顧客への前向きな企画提案とともに、日々の事業活動における環境負荷の低減に注力していきます。
地域社会との共生

建設業は、工事の近隣を含む地域社会の理解と協力なしには円滑な事業遂行ができません。なお、自然災害大国の日本において、自然災害発生時における主体的役割や、備えも建設業に期待されるCSR活動の例です。
ステークホルダーとのコミュニケーション

建設業界はこれまで社会的使命や日々の事業活動について、必ずしも積極的に社会に対して発信してこなかった部分があります。誠実な情報発信もまた企業への信頼の基本であることをふまえ、社会への関心と貢献に関してもっと積極的かつ熱心に情報発信を行い、多様なステークホルダーとのコミュニケーションを図っていきます。
ステークホルダーとは企業活動から影響を受ける様々な利害関係者を指します。建設業にとっては、株主・投資家、発注者(顧客)、従業員、設計会社・協力会社などの現場関係者、行政機関、マスコミ、業界団体など、広く関わりがあります。さらに発注者だけにとどまらず、その先には実際に施工した建物を使うテナントや住民、トンネルや道路などの構造物を使う一般の人々が非限定的に存在し、この幅広さこそが建設業の果たすべき使命の大きさとも言えます。









