本校では、創立以来、生徒の自主性を大切にしています。今回もできる限り生徒に任せ、積極的に参加してもらっています。普段、なかなか接することのできない「ものづくりの現場」を実際に体験することで、新しい発見が得られればと思っています。また、中学生・高校生時代は将来の進路選択の重要な時期です。今回の体験を機に建築分野に興味を持つ生徒があらわれることも期待しています。「生徒たちが新校舎のプランを考える」というコンセプトが、はたしてどう展開していくのか当初は心配でしたが、鹿島の協力を得て予想以上の効果が得られたと思います。新校舎の完成が楽しみです。

企業市民として地域社会に貢献
鹿島は、地域とともに発展していくため、また建設工事において近隣住民の方々とのコミュニケーションが重要であるという意識から、現場見学会や地域の清掃活動への参加、子どもへの社会教育などの協力を、積極的に行っています。
また、企業市民として社会に寄与するため、財団活動を通じた社会貢献を行っています。
鹿島では長年にわたり、学術や文化振興への支援を通して社会貢献に寄与してきました。企業市民としてのスタンスで社会に貢献する姿勢があります。
- 財団法人鹿島育英会
- 財団法人鹿島平和研究所
- 鹿島学術振興財団
- 鹿島美術財団
- 渥美国際交流奨学財団
岩手・宮城内陸地震 災害復旧を支援 ―岩手県(東北支店)
2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の際、胆沢ダム堤体盛立工事(岩手県奥州市)の施工を担当している鹿島JVは、地震発生直後から地震により堆積した土砂や倒木を迅速に撤去するなどの緊急復旧工事を行い、二次災害の防止や安全確保に努めました。これらが評価され国土交通省東北地方整備局より災害対策功績者表彰を受けました。

献血の実施 ―神奈川県(横浜支店)
鹿島横浜支店では毎年有志による献血を実施しています。2008年度には推進20年になることを評価され、厚生労働大臣から感謝状を受領しました。本社をはじめ各拠点でも献血が行われています。

ちびっこサッカーフェスティバルを開催 ―北海道(鹿島道路※・北海道支店)
鹿島道路の北海道支店では、中島嘉隆所長が中心となって「小学校3年生になるまでサッカー大会に出場できない」という声をきっかけに、2年生以下を対象とした「ちびっこサッカーフェスティバル」を開催しています。この大会は、2002年に札幌近郊の8チームでスタート。第7回となる2008年の大会には、道内各地から20チーム約250選手が出場しました。
※当社グループ会社



カジマ・クリーンアップ作戦 ―大阪府(関西支店)
鹿島関西支店では、有志社員が集まり毎月1回昼休みに支店ビル周辺の清掃を行っています。

学校とともに進める建築への触れ合い ~奈良学園スクールプロジェクト第2弾~ ―奈良県(関西支店)

奈良学園のスクールプロジェクト(生徒・教職員参加型校舎建替え)は2009年8月の竣工に向け工事が進んでいます。キャンパスでは、設計の次のステップである「ものづくり編」が展開されています。
施工にあたり、建築やインテリアなど実社会と学校での勉強がつながっていることを実感でき、「ものづくり」に触れる機会がほしいと要望を受けました。そこで生徒自ら新校舎の外壁タイルを作ったり、2009年2月には現場見学会を開催し、コンクリートに関するミニセミナーとコンクリート打設を体験してもらいました。参加生徒からは、「手作業が多く、建物には人の苦労がつまっていると感じた」「耐震強度の問題が報道されていたが、実際に現場を見て安心できた」など、感度の高い感想をいただきました。
このプロジェクトは第2回キッズデザイン賞※の建築・空間デザイン部門を受賞しています。
※キッズデザイン賞:産官学民が“デザイン”の力を通じて生み出した、子どもたちのための成果について、社会的・文化的な価値の見地から公正な評価を与え、産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的とする賞
技術研究所見学会を実施 ―東京都
東京都調布市の技術研究所では、毎年土木の日(11月18日)の行事として地元小学生の見学会を行っています。ま た、中学生・高校生の職場訪問も含め、社外の方の見学を随時受け入れており、2008年度は約3,000名の来客がありました。

環境教育を実施 ―広島県(鹿島道路・中四国支店)
2009年2月に、広島大学附属東雲小学校で「国道2号東雲舗装修繕工事コミュニケーション授業」と題して主任の板倉雅城が、5年生約70名に身近な道路について授業を行いました。授業後には、たくさんのお礼の手紙をいただきました。

地元小学校の授業に協力 ―茨城県(関東支店)
那珂川沿岸農業水利事業(一期)御前山ダムの工事現場では、地元小学校の授業への協力として、工事現場の見学および説明を行っています。2008年度は原石山や監査廊内を見学し、基礎処理工の説明を行いました。

上海日本商工クラブから小学校を寄贈
上海日本商工クラブとは、上海に拠点を持つ日本企業のネットワークであり、鹿島も会員企業として参加しています。同クラブでは2007年から社会貢献活動の一環として上海西部の安徽(あんき)省で毎年2校の小学校を建設し、寄贈しています。2008年度には同省利辛県に2ヵ所の希望小学校を建設し開校しました。四川大地震から校舎の安全性が注目されており、50年以上の品質を保証することが法律で定められ、鹿島では耐震性など構造を中心に設計内容の確認と技術の支援を担いました。
安全な校舎で子どもたちが学ぶ機会を得ることが地域の発展につながり、将来の日中友好の架け橋になることを期待して、今後も技術による支援を続けていきます。

希望小学校が竣工

施工中の現場を確認する鹿島社員(右)











