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第28回「鹿島美術財団賞」授賞式を開催

  • 学術・文化・芸術の振興

2022年5月19日、鹿島KIビル(東京都港区)で鹿島美術財団(理事長:鹿島公子)が主催する鹿島美術財団賞の第28回授賞式が開催されました。

同賞は毎年優れた美術史研究を表彰するもので、本年より表彰制度を拡充し、財団賞に次ぐ成果を挙げた方々を表彰する「優秀賞」を新設しました。研究発表に先立ち、受賞者に賞状と副賞(財団賞100万円、優秀賞50万円)が授与されました。今回の受賞者は財団賞が「俵屋宗達筆・烏丸光廣賛『牛図』に関する研究」の奥井素子氏(京都市立芸術大学非常勤講師)と、「ミケランジェロ作《ヘラクレスとカクス》における多視点性の創出―素描《ヘラクレスとアンタイオス》からの発展と設置場所との関係―」の新倉慎右氏(慶應義塾大学アート・センター所員、学芸員)。優秀賞は「平福穂庵によるアイヌ絵についての研究―先行作例および同時代文人との関係を中心に―」の村田梨沙氏(秋田市立千秋美術館学芸員)と、「ピカソ『青の時代』の絵画に隠された制作のプロセス」の今井敬子氏(ポーラ美術館学芸課長)が選ばれました。2019年に助成を受けた63件の研究から選考されました。

図版:受賞した(左から)村田梨沙氏、今井敬子氏、新倉慎右氏、奥井素子氏

受賞した(左から)村田梨沙氏、今井敬子氏、新倉慎右氏、奥井素子氏

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