リスク軽減技術
クリーンルームの地震対策
大地震においても被害を抑える経験を生かした様々な地震対策
- 鹿島独自の地震対策基準で人命や生産装置を守る
- 生産ラインの損傷を防ぎ、操業中断や生産機会損失を防ぐ
- 震度6強の地震においても被害を軽微に抑えた実績
■ 概要
地震時の主たる被害はシステム天井の落下と、生産装置の転倒・移動に伴うものです。装置の転倒・移動により危険なガス・薬液の配管が外れ、被害が拡大します。鹿島は被害を軽減する独自の社内基準を制定し、設計をおこなっています。対策を施された工場が実際に大地震に見舞われましたが、被害は軽微なものでした。
▼ 生産機器の地震被害例
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▼ FFUシステム天井の地震被害例
![]() 通常の吊りボルトのみのブレースでは、地震の水平力に対し、天井面が移動や浮き上がりといった現象が生じ、天井面の破壊やFFUの脱落被害が生じる恐れがあります。 |
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