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電子デバイス生産施設

リスク軽減技術

瞬時電圧低下リスク回避(雷害)

雷によるリスクを回避し、生産ライン停止や装置の損傷を防ぐ

  • お客様の生産ラインの特徴や工場の所在地からも的確にリスクを評価
  • ファラデーケージによる建物の等電位化で生産装置の焼損を回避
  • 「ファラデーアースシステム」は業界に先駆けて確立した鹿島の特許技術

概要

電子デバイス施設への雷による直接被害は、ファラデーケージなどの技術で防止します。瞬低被害は損害額、生産ラインの特徴を踏まえた的確な評価技術により防止し、事業継続に向けた効果的対策について提案致します。

瞬時電圧低下(雷害)頻度と設備計画

雷雨日数分布図及び瞬低により影響のある瞬低頻度を推定します。また、瞬低による損害額から最適設計のアドバイスを行います。

年間雷雨日数分布図

年間雷雨日数分布図 出典:電中研

生産停止の恐れのある領域を示した瞬時電圧低下(雷害)頻度推定グラフ

生産停止の恐れのある領域を示した
瞬時電圧低下(雷害)頻度推定グラフ

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瞬時電圧低下(雷害)対策フロー

瞬低による損害額、補償時間、生産ラインの特徴を踏まえ最も有効な瞬低対策を提案致します。

お客様の業務実態調査
リスクの抽出   ・最重要生産ライン
・ユーティリティ設備
・人命・安全対策設備
工程毎の損失の把握
リスクの選択   ・損失
(額、時間)
工程毎の対策費
リスク対策の選択   ・ハード
・ソフト

瞬時電圧低下(雷害)対策事例

ファラデーケージにより建物内を等電位化することで落雷による回路の焼損を防ぎます。

ファラデーケージにより建物内を等電位化することで落雷による回路の焼損を防ぎます。
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ファラデーアースシステムは構造躯体に雷害防止という新機能を付加した鹿島の技術です。 いくつかの要素の特許技術により構成されています。
(第16回電気設備学会賞 
技術部門開発賞 受賞)

個別接地方式による従来システムと構造躯体を接地に利用したファラデーアースシステムの違い

個別接地方式による従来システムと
構造躯体を接地に利用したファラデーアースシステムの違い