鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050
ビジョン策定の背景
鹿島は、建設事業における環境上のリスクと機会を以下のように評価しています。
脱炭素社会 |
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資源循環型社会 |
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自然共生社会 |
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鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050
「鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050」は、持続可能な社会を「脱炭素」「資源循環」「自然共生」の3つの視点でとらえ、2050年までに鹿島が達成すべき将来像を「Zero Carbon」「Zero Waste」「Zero Impact」と表現しました。
3つの「ゼロ」はそれぞれ、リスク(自社の事業活動での負荷軽減で実現するもの)、機会(社会や顧客への提案を通じて実現していくもの)の二つの観点で構成しています。
ターゲット2030は、「トリプルZero2050」を目指す取組みの核となる活動を抽出し、設計や施工それぞれの段階で可能な限り定量的に2030年の到達点を示したものです。
トリプルZero2050の策定は2013年5月でしたが、その後の社会情勢に合わせ、2018年5月、2021年5月、2022年9月に続き、2023年6月に見直しを行い、脱炭素の目標を改訂しました。
目指す社会 |
トリプルZero2050 |
ターゲット2030 |
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持続可能な社会 | 脱炭素社会
温室効果ガスの人為的排出量と地球の吸収量がバランスする社会 |
Zero Carbon
鹿島グループの温室効果ガス排出量(スコープ1・2・3)のカーボンニュートラルを目指す。 | (全社共通) 全社の温室効果ガス排出量(スコープ1・2)の原単位を2021年度比で42%以上削減する(※施工量一定として総量でも42%削減に相当)。 (建築設計) 2030年度以降に新築する建物はZEB・ZEH水準を実現する。 ※2025年度以降の受注目標は、ZEB・ZEH水準が占める割合を50%以上とする。 |
資源循環社会
良質なインフラ資産を基盤にサスティナブルな資源で更新されゼロエミッションが進展した社会 |
Zero Waste
建設廃棄物のゼロエミッション化とともに、サスティナブル資材の活用、建造物の長寿命化により建設事業での"Zero Waste"を目指す。 |
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自然共生社会
自然・生物に対する負荷が少なく、そこからの生態系サービスを持続的に享受できる社会 |
Zero Impact
建設事業における自然・生物への影響を抑制し、新たな生物多様性の創出・利用を促進することで、建設事業全体での“Zero Impact”を目指す。 |
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有害物質の管理:予防的対応の徹底(特に汚染土壌、石綿) | |||
共通基盤 |
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環境方針
環境ビジョンの策定時に「鹿島環境方針」も全面的に改定し、当社の環境マネジメントの目指すところがトリプルZeroの実現であることを明確にしました。