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「スナヤン・スクエア」プロジェクト完成

インドネシアの首都ジャカルタ。“黄金三角地帯”と呼ばれる中心街の南端に位置するスナヤン地区は,スナヤン国立競技場を中心とする緑豊かなスポーツ・文教地区で,都心でありながらゴルフ場,高級住宅地に隣接している。国際空港から20km,高速道路へのアクセスも至便な好立地条件から,都心部の拡張化に伴う将来性が期待されるエリアとなっている。

図版:地図

1989年,当社はこのスナヤン地区で,複合開発「スナヤン・スクエア」プロジェクトをスタートさせた。このプロジェクトは,アジア競技大会(1962年)の選手村跡地の再開発で,インドネシア政府とのBOT事業である。アジア現地法人「カジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)」の傘下にある「スナヤン・トリカリヤ・スンパナ(STS)」社が,約19haの国有地にショッピングモール,オフィス,アパートメント,ホテルを建設し,2036年迄の40年間運営を行った後,インドネシア政府へ所有権を無償譲渡する予定となっている。これは,日系企業が手掛ける都心型複合開発としては,最大規模といえよう。

1996年のショッピングモール開業から,段階的に施設の建設を進めていく計画は,途中アジア通貨危機に伴うジャカルタ大暴動などの影響で,開発を中断するという厳しい選択も迫られた。こうした海外開発事業ゆえの苦しい経験を何度も乗り越え,今年8月6日,ホテル「フェアモント・ジャカルタ」のグランドオープンをもって,待望のプロジェクト全体の完成を迎えることができた。

インドネシアの発展とともに歩を進めてきた「スナヤン・スクエア」の成長を,是非ご覧いただきたい。

※BOT: Build-Operate-Transfer

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