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都市インフラ

簡易防音テント「しずかるテント」

人力で運搬し、空気で急速設置できる簡易防音テント

従来、軌道内や駅構内ではつり作業等騒音を伴う作業を行う場合、単管を組み合わせた枠に防音シートや万能鋼板等防音効果のある材料を設置した設備を組立てて騒音・粉じん対策を実施していました。しかし、設置・撤去に時間がかかる、換気・排気設備の問題、コストなどの課題がありました。

そこで、人力で運搬が可能な簡易防音テント「しずかるテント」を開発しました。空気で急速設置できるため、作業時間が制約される鉄道工事などの夜間作業でもすぐに設置が可能です。

図版:簡易防音テント「しずかるテント」

簡易防音テント「しずかるテント」

しずかるテント概要
【本体重量】40~50kg/体
【寸法】展張時:W2.5m×L2.5m×H2.0m 収納時:W1.0m×L0.7m×H0.5m
【組立時間】約5分(付属電動ポンプ)
【騒音低減効果】現場計測値:約9.0dB低減効果あり(杭頭処理作業時計測)

■防音ハウス真横での騒音レベル減衰値 Lmax:8.5dB Leq:9.1dB
■防音ハウス直上での騒音レベル減衰値 Lmax:9.3dB Leq:9.0dB

特許出願中

キーワード

騒音対策、粉塵対策、簡易防音テント
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特長・メリットココがポイント

  • 人力で持ち運びが可能な重量
    重量は40~50kg程度で2名で持ち運びが可能です。
  • コンパクトな梱包
    1.0×0.7×0.5mとコンパクトな梱包で、大がかりな置き場所が不要です。
  • 空気充填で簡単な組ばらし
    シートを広げながらエアを送るだけで設置可能です。組立時間は約5分です。
  • テント内作業環境配慮
    テント内の粉じん対策として、「送風機ダクト孔」を設置しています。また電気配線などをテント内に入れる際に音漏れがないように「配線用ダクト孔」も設置しています。照明器具用フックを装備し、かつ防音シートは採光性があり、テント内の明るさも確保しました。
  • 防炎加工
    テント骨組み(ビーム)にPVC防炎加工品を採用し、内部スパッタシートを取付けることで防炎性も確保しています。

図版:コンパクトな梱包

コンパクトな梱包

図版:簡単な組ばらし

簡単な組ばらし

図版:作業環境配慮

作業環境配慮
(採光性防音シート・換気ダクト)

図版:しずかるテント内での作業状況

しずかるテント内での作業状況

図版:コンクリート製品加工作業状況

コンクリート製品加工作業状況

適用実績

図版:京成曳舟駅

京成曳舟駅

場所:東京都墨田区

発注者:京成電鉄

図版:京急大師線産業道路駅

京急大師線産業道路駅

場所:神奈川県川崎市

発注者:京浜急行電鉄

マイクロECミスト®

新開発の帯電ミストによる浮遊粉じん洗い落とし技術

帯電ミストによる浮遊粉じん除去システム「マイクロECミスト」は、解体工事現場や土工事の現場などで発生する浮遊粉じんを効率的に除去することができます。これまで有効な回収方法が確立されていなかった空気中に浮遊した粉じんを、特殊なノズルで帯電させた水粒子をミスト状に発生させ噴霧することにより、浮遊粉じんを効果的に吸着し洗い落とす技術です。

なお、本システムは弊社の建築・土木現場にて適用中ですが、外販・リース等の予定はありません。

図版:帯電ミストファン概観

帯電ミストファン概観

キーワード

粉じん、浮遊粉じん、ミスト、帯電、ノズル、送風機
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帯電ミストとは

帯電ミストは、マイナスの電荷を載せた200ミクロン以下の微細な微粒子群で形成された微噴霧です。帯電ミストは、通常のミストでは除去困難とされていた10ミクロン以下の浮遊粉じんを静電気力により空間で確実にキャッチして落下させることができます。さらに、帯電ミストを粉じん発生源に作用させると、粉じん粒子を覆うように立体的に水が付着して発生源全体をくまなく濡らす効果が確認され、粉じんの発生そのものを抑制する作用も有しています。

帯電というと危険なイメージがありますが、200ミクロン以下の微小な水粒子に静電気が載った状態のミスト噴霧で、人体に影響は全くなく、自然界でも滝などで発生するマイナスイオンと同じです。 本システムは、特殊な帯電ミスト発生ノズルで帯電ミストを発生させ、大型ファンによる気流に乗せて噴射する「帯電ミストファンノズル」の他、ポンプ、水槽、電源等で構成されています。

ノズル部での帯電ミストの生成は、原理的にはインクジェットプリンタのインクの噴出制御に用いられるものと同様の誘導帯電方式ですが、独自開発技術により、1分間に10リットルの帯電ミスト(電荷量約0.5mC/kg)を連続して安定的に噴射することが可能となり、ノズル部で発生した帯電ミストがファンで粉じん空間に向けて送り込まれるという仕組みです。

図版:マイクロECミスト発生装置

マイクロECミスト発生装置

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特長・メリットココがポイント

浮遊粉じんの約4倍を低減

室内試験により、「関東ローム」、「珪砂」、「フライアッシュ」などの微細な浮遊粉じんに対して、帯電なしに対して約4倍の低減効果を確認しました。

図版:室内試験による帯電ありなしの効果確認結果

室内試験による帯電ありなしの効果確認結果

帯電ミストによる浮遊粉じん除去効果

造成現場で発生する浮遊粉じんの除去効果を検証するため、バックホウ作業時に帯電ミストを噴霧し、粉じん濃度をデジタル粉じん計で計測する実験を行いました。

その結果、帯電ミストによる浮遊粉じん除去効果が無帯電ミストに比べて著しく高いことが確認されました。

図版:バックホウ作業における帯電ミスト効果確認実験状況

バックホウ作業における帯電ミスト効果確認実験状況

図版:バックホウ作業時の帯電ミスト効果確認結果

バックホウ作業時の帯電ミスト効果確認結果

適用実績

図版:新東名高速道路牧平

新東名高速道路牧平

場所:愛知県岡崎市

発注者:中日本高速道路

規模:土工153万m3

水幕式火災防災システム「ウォータースクリーン®

特殊ノズルにより霧状水滴を放水、
水の幕を形成することで避難安全性を向上

ウォータースクリーンは、水の幕を用いて火災が発生したゾーンを区画化し、熱や煙の拡散を抑制、有害浮遊粒子を捕捉・洗浄することによって、被災者の避難経路を確保し、避難安全性を向上させる火災防災システムです。また、冷却効果と延焼防止効果により構造物の被害を最小限に留めます。水幕ヘッド(ウォータースクリーン専用ノズル)を区画化するライン上に配置し、そこから霧状の水を放水することで区画を形成します。

第6回環境・設備デザイン賞(建築設備綜合協会)

平成23年度日本建築学会賞

特許登録済

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ウォータースクリーン区画化イメージ

キーワード

ウォータースクリーン、水幕、火災防災、区画化、避難、安全性、熱、煙、有害浮遊粒子、特定防火設備
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道路トンネルにおける適用

道路トンネルにおいてウォータースクリーンを一定距離ごとに配置することにより、火災発生時に危険区画を限定することが可能です。

これにより、被災者はいち早く安全区画に避難することが可能となります。また、大深度地下の道路トンネル等において地上避難坑が設置できない場合、ウォータースクリーンにより避難時間の確保が可能となるため、避難坑の数を減らせる可能性がありコスト縮減へ寄与します。

図版:(左)ウォータースクリーン稼動状況、(右)ウォータースクリーンヘッド

(左)ウォータースクリーン稼動状況、(右)ウォータースクリーンヘッド

図版:道路トンネルにおける火災防災システム

道路トンネルにおける火災防災システム

図版:道路トンネルへの適用イメージ(避難時)

道路トンネルへの適用イメージ(避難時)

図版:道路トンネルへの適用イメージ(消火・救援時)

道路トンネルへの適用イメージ(消火・救援時)

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特長・メリットココがポイント

    様々な特徴を有するウォータースクリーン

  • 火炎や熱、煙の拡散を抑制

    ウォータースクリーンを用いて区画化することにより熱や煙の拡散を抑制できます。また、炎を遮断することで延焼防止効果が期待できます。

  • 有害物質の捕捉・洗浄効果

    ウォータースクリーンを形成する特殊な霧状の水(径200μ)が、従来のスプリンクラーでは補捉できなかった煤などの有害浮遊粒子を捕捉します。

 

図版:遮熱性・遮煙性効果の比較

遮熱性・遮煙性効果の比較
大規模模型実験により、ウォータースクリーンあり・なしで遮熱性、遮煙性ともに約80%低減効果がある事を確認しました

 
  • 避難安全性の向上に寄与

    ウォータースクリーンは鋼製シャッターと同等の火災ゾーン区画化が可能であると共に、水幕であるため鋼製シャッターのように避難経路を限定することがなく、スムーズな避難が可能です。

  • 消火・救援活動の安全性向上

    視認透過性の無い鋼製防火シャッター等と異なり、ウォータースクリーンによって形成された区画を通して火災の状況を把握できるため、消火拠点の設置を含めた有効な消火・救援活動が行えます。

  • 構造物への被害を最小化

    水粒子により燃焼が不活性化されるため、最高温度が低減し構造物の冷却効果が期待できます。

  • 新設・既設構造物へ設置可能

    ウォータースクリーンの使用水量は水粒子が小さいため、使用水量はスプリンクラー約3分の1となり、小規模な水タンクで対応可能です。給排水設備はスプリンクラーの系統を利用でき、新設構造物のみならず、既設構造物への適用も可能です。

  • 合理的な火災防災システムの設計が可能

    被災者が避難に要する時間をウォータースクリーンの効果持続時間として定量化できるため、避難行動シミュレーションと3次元熱挙動解析により、火災防災システムを合理的に設計することが可能となります。

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適用実績

図版:京王線新宿駅(地下ホーム階中央階段部)

京王線新宿駅
(地下ホーム階中央階段部)

場所:東京都新宿区

竣工年:2009年3月

発注者:京王電鉄

規模:19m

図版:東京ビルディング(TOKIA)

東京ビルディング(TOKIA)

場所:東京都千代田区

竣工年:2005年10月

発注者:三菱地所・東日本旅客鉄道・
三菱東京UFJ銀行

規模:5.6m

図版:コマツ茨城工場

コマツ茨城工場

場所:茨城県ひたちなか市

竣工年:2007年1月

発注者:小松製作所

規模:32m

学会論文発表実績

  • 「地下空間における新しい火災防災システム」,第58回土木学会年次学術講演会講演概要集,2003年9月
  • 「地下空間のための水幕式火災防災システム」,日本火災学会研究発表会概要集,2003年5月
  • 「火災区画化技術としてのウォータースクリーンの特性」,第58回土木学会年次学術講演会講演概要集,2003年9月
  • 「CFDによる散水設備作動時のトンネル空間熱性状予測」,土木学会地下空間シンポジウム論文・報告集第9巻,2004年1月
  • 「トンネル空間でのウォータースクリーン設備作動時の放射熱遮断ならびに発熱速度の特性」,土木学会地下空間シンポジウム,2004年1月

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