「昭和の大修理」から45年が経過した姫路城大天守。 素屋根工事も完了し、大天守の屋根瓦などの全面葺替、傷んだ軒裏・破風等の漆喰塗の修理が行われます。 素屋根の中で進められている各部の調査、解体の様子をご紹介します。
大天守の「鯱瓦(しゃちがわら)」修復のため、約50年ぶりに屋根から降ろしました。状態を調査したあと、修復がすすめられていきます。
80,506枚の瓦に番付し、屋根の形状・寸法・年代等々を調査。解体後、再使用するために、確認・記録しながら丁寧に、慎重に解体しました。
お城を火事・風雪から50年間守り、別名白鷺城と言わしめた屋根・壁の漆喰。塗厚・塗重回数等を確認しながら、慎重に撤去を進めました。