広い視点でZEBを捉えて普及を目指します
究極の目標は、エネルギー消費量が正味0%以下の「Net ZEB」の達成ですが、
経済的に実現性の高い「Nearly ZEB」や「ZEB Ready」の建物を普及させることもまた、ZEBの普及において重要となります。
鹿島はお客様のニーズに応じて、最先端の技術の導入による高度なZEBの実現に向けた取り組みから、
汎用省エネ技術の組み合わせによる経済的合理性を踏まえた提案まで、
広い視点でZEBに取り組み、建築の省エネ化の実績を積んできました。
ZEBの第三者認証実績事例※1
建物名称 | 所在地 | 建物用途 | 延べ面積 (m2) |
階数 | 竣工年 | 一次エネ削減率 (%) |
ZEBランク |
---|---|---|---|---|---|---|---|
KTビル | 東京都 | 事務所 | 11,792 | 12 | 2016 | 54 | ZEB Ready |
オムロン野洲事業所新一号館 | 滋賀県 | 事務所 | 20,033 | 7 | 2019 | 50 | ZEB Ready |
HarezaTower(事務所部分) | 東京都 | 事務所 | 57,629※2 | 33 | 2020 | 50 | ZEB Ready |
千葉商科大学付属高等学校 新校舎 | 千葉県 | 学校 | 10,019 | 4 | 2023 | 52 | ZEB Ready |
海外でのZEB実現に貢献
― シンガポール国立大学デザイン工学部SDE4棟(NUS SDE4)
シンガポール初の建物単体での消費エネルギー量が収支ゼロとなる「Net Zero Energy Building」を実現した「シンガポール国立大学デザイン工学部SDE4棟(NUS SDE4)」のプロジェクト※3では、鹿島技術研究所シンガポールオフィス(Kajima Technical Research Institute Singapore:KaTRIS)を中心に、省エネルギーのキーとなる大きな天井扇と空調を併用した「ハイブリッド空調システム」の性能検証や温熱環境評価など、ZEB実現に向けた技術協力を行いました。
ZEBと同時に「安全・安⼼+健康・快適」にも配慮して
不動産価値を向上
ESG投資などの普及に伴い、ZEBへの取り組み、省エネ性能ラベリング、環境認証などの取り組みを積極的に展開する環境経営が重要になっています。これらの取り組みを可視化することは、不動産価値の向上、企業価値の向上に繋がります。
⿅島は、ZEBと同時に安全・安⼼や健康・快適にも配慮した建物を提案することで、環境認証の取得を幅広くサポートし、お客様の不動産の価値向上に貢献いたします。
LEEDや第三者認証実績事例CASBEE-ウェルネスオフィスの環境認証をサポート
海外企業に認識が⾼い⽶国の環境性能評価システム「LEED」の認証や、⽇本でも関⼼が⾼まっている知的⽣産性・健康性(スマートウェルネス)も評価する「CASBEE-ウェルネスオフィス」の認証などに必要な様々な取り組みを企画・設計段階から提案し、認証取得をサポートいたします。