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自然を守り,再生する

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葉山沿岸域の藻場(6月号 特集)

地球温暖化が深刻化し,異常気象に加え,海洋汚染や森林破壊,生物多様性の減少など地球規模での環境問題を避けては通れなくなった。当社はゼネコンで唯一海洋研究施設を持ち,今ある自然を守り,失われた自然を再生する技術の研究を続け,自然との共生を目指した取組みを行っている。

6月号特集では,水域環境保全・再生に関する当社の技術を掲載。神奈川県三浦郡に位置する葉山沿岸域での,ブルーカーボン創出に貢献する藻場の再生・保全の研究開発を紹介した。また,コーラルネットによるサンゴ再生の取組みやウナギ,ホタルの棲み処づくりなど,失われつつある自然を守り,育む取組みを報じた。

政府が示した2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロとする「カーボンニュートラル宣言」に対し,建設業は,建設時だけでなく,施設を運用するサプライチェーン全体の脱炭素まで考慮する必要がある。当社はこの課題に対応すべく,カーボンニュートラル対応タスクフォースを結成。10月号#kajimaで,当社の脱炭素コンセプト「M+3R®」,脱炭素ソリューションおよび社内ウェビナーの配信などを報じた。

ホワイトカーボン,グリーンカーボンへの取組みも進展中だ。製造過程でCO2を吸収して固まる「CO2-SUICOM®」など,脱炭素社会への移行に貢献する当社のコンクリート技術や,鹿島グループの緑化マネジメント「GREEN KAJIMA」など,新たな取組みを随時発信していく。

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脱炭素社会を実現する,当社のコンクリート技術(東京国立博物館「150年後の国宝展」(1月号 Kboard)

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鹿島テクニカルセンターのDEWレインガーデン
(5月号 特集)

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