人々の暮らしと命を技術で守る
スケールの大きなものづくり

険しい国土に複雑な地盤、頻発する地震や台風などの自然災害。鹿島は、こうした日本特有の過酷な自然環境において、国民一人ひとりの快適で安全・安心な暮らしを守るため、社会基盤整備を通じて日本の発展を支えてきました。具体的には、高速道路やトンネル、橋、鉄道、ダムなど人々の生活や経済になくてはならない社会インフラの整備と、地震や台風等の自然災害から人々の暮らしと命を守ること。地域に暮らす人々の生活をより快適で豊かなものにするために、鹿島が培った技術力と安全・安心を基本として、100年後も世界に残るものづくりに取り組んでいます。

東京駅丸の内駅舎保存・復原工事
東京国際空港D滑走路

東京駅丸の内駅舎保存・復原工事

東京国際空港D滑走路

私たちのプレゼンス

創業から30年後の1870年、鹿島の土木は日本初の鉄道工事に資材を納入したところから始まりました。その後鉄道請負業に本格的に進出し、1899年には日本の建設会社としてはじめてとなる海外工事を施工、20世紀に入ると急増する電力需要に対応するため、日本初の水力発電所工事を手掛けました。以降も、鉄道、ダム、トンネル、橋梁をはじめとする新たな土木事業に挑戦し、国内外で数多くの社会基盤の整備に携わっています。土木事業はその国や社会の行く末、そして私たちの毎日の暮らしの礎です。明治以来の実績と確かな技術力をさらに価値あるものへと進歩させ、この公共性の高い事業に取り組んでいます。

肥薩線矢嶽隧道
阪神高速大和川線 三宝ジャンクション

事業の変化と
その速さに負けない
100年後も残り続ける
強い土木事業

これまでの土木事業はダム、トンネル、橋梁等の重厚長大なプロジェクトに対し、技術開発を進め、社会インフラの整備に当たってきました。しかし、近年では経済成長期に整備してきた社会インフラが老朽化してきたこともあり、これまで造り上げてきた構造物をいかに長く使い続けるか、いかに再生させるかが大きな社会的課題となっています。この課題に対処するために、従来のやり方とは全く違う考え方、新しい発想が必要であり、技術開発と人材育成を核として、市場の変化とスピードに対応する「土木の鹿島」を実現しています。

京極発電所 上部調整池

京極発電所 上部調整池

京極発電所 上部調整池

新たな技術開発への挑戦
次世代の建設生産システムの
実現に向けて

新たな取組みとして「現場の工場化」を掲げ、高齢化による熟練技能者の減少や若手就業者の減少への対応、そして、さらなる現場の労働安全性と生産性の向上を目指し、「自動化技術の確立」と「施工管理の高度化」に取り組んでいます。中でも、鹿島が開発した「A4CSEL®(クワッドアクセル)」は、複数の重機が連動して自律的に作業を行う自動化施工システム。世界ではじめてダム現場での実用化に成功し、今後はトンネルやシールドなど幅広い工種での応用を実現するべく、技術開発を続けています。また、現状をブレークスルーする技術を開発するために、2018年度からシリコンバレーにオフィスを構え、異業種ベンチャー企業との協業によるオープンイノベーションの取組みを強化し、鹿島にしかできない技術を生み出していきます。

A4CSEL®(クワッドアクセル)

A4CSEL®(クワッドアクセル)

A4CSEL®(クワッドアクセル)

土木事業イメージ

私たちが描く、土木事業の未来

時代の進展に伴って環境への意識が高まり、風力発電やダムの再開発など土木に求められるニーズも変化してきています。鹿島は明治以来の実績と技術開発力、それらを抱合する総合力を活かし、土木構造物の機能性向上を求めて探求を続けています。また、経済性・安全性などの問題を解決し、災害復旧も含めた社会要請に応え、自然と調和した景観デザインの創出、構造物の価値の維持・向上にも取り組んでいます。未来の礎となる社会資本を整備して経済・産業の発展に寄与し、安全・安心な暮らしを支え続けていくべく、常にパイオニアであり続けてきた鹿島は「進取の精神」で今後も進歩を続けていきます。