ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00

    出社
    メールチェック、稟議書類作成、社内幹部との打合せ
  • 10:00

    お客様訪問
    施工中プロジェクトの打合せ
  • 12:00

    昼食
    主に本社食堂にて
  • 13:00

    社内会議
    新規案件の取り組み方針について打合せ
  • 14:30

    お客様訪問
    新規案件の情報収集や互恵推進に向けた打合せ
  • 18:30

    会食
    お客様との懇親会食

01

仕事内容

現場経験で基礎を覚えて営業に。
お客様ひとりひとりと深く信頼関係を築き、
企業の夢や構想、経営戦略を
具現化していく仕事。

当社の営業の場合、新卒で入社して即配属、ということはなく、まずは建設現場で工事の流れなど、建設業における基礎知識を習得してから配属されることになります。私自身も、建築現場における経理や総務など、現場事務としての経験を4年ほど積み、営業本部に異動となりました。
営業は、鹿島の“顔”としてお客様と接し、規模が大きければ数百億単位の建物を、お客様の構想段階から竣工、竣工後のメンテナンスに至るまで長年かけて伴走する、というスケールの大きな仕事に取り組んでいきます。社内の設計部門や建築部門などとチームを組み、お客様のニーズに耳を傾け、この建物を通じて実現したい夢や構想を一歩ずつ現実のものにしていきます。
私が担当しているお客様は、ディベロッパー、商社、メーカー、学校法人など様々ですが、仕事を成功させるためには、鹿島との間に信頼関係を築くこと、また、それぞれのご担当者様と「髙橋」という営業担当である自分自身との間にも信頼関係を築くことがとても重要です。

製品の規格や仕様の決まった「モノ」を売る営業とは違い、お客様の今後の経営戦略を見据えた“投資”に資する提案を行うことが重要になります。そのため、日ごろから建設業界のみならず、お客様や関係業界の情報収集により自分自身をアップデートし、「鹿島とこのプロジェクトを一緒に実現したい」と言っていただけるように日々活動しています。

周囲からの信頼を積み重ね、プロジェクトの
受注から竣工後のメンテナンスに至るまで
伴走する。

印象に残っている仕事は様々あります。
一つは、メーカーであるお客様のアメリカ工場の新設に携わった経験です。(現在も進行中です。)当社のアメリカ現地法人に協力を仰ぎ、アメリカ国内の特殊な市況や建設環境を踏まえ、お客様のプロジェクトを最適に実現するプレゼンテーションができた結果、鹿島を選定いただきました。国内外を問わず、仕事が出来るチャンスがここにはある、と感じた経験です。
その他にも、東京の有名な繁華街で複合商業施設の建設に関わったこともあります。テナントには世界でも有名なブランドが参画するので、ブランドイメージにこだわる各社のニーズが絡み合う、非常に難しい案件でした。関係者全員が納得できるまで、粘り強い交渉をあきらめなかった結果、アジアを代表するような素晴らしい施設を完成させることができました。
営業はどの案件に置いても、プロジェクトを受注して終わりではなく、工事中から竣工後のメンテナンスに至るまで、お客様やプロジェクトに携わる方々に「鹿島に頼んでよかった」と言っていただけるよう、社内外の関係者の潤滑油として調整役や交渉役を担います。社外はもちろん、社内においても「髙橋の仕事なら」、と手を貸していただけるような信頼関係をつくることが大事だと思っています。

02

入社の動機

チームで結果を出すような仕事を求めていた。
あるOBとの出会いが、鹿島への道を拓いた。

学生時代はMFとしてサッカーに打ち込んでおり、チームとして一丸となりながらひとつの目標に向かう状況で自己実現を果たしてきました。社会でもそれを果たしたいと思い、就職活動では様々な業界を調べましたが、「チームで」という思いに応えてくれる会社がなかなか無い、と感じていました。
そんな時、大学OBの鹿島社員と会う機会があり、建設会社の営業という仕事、そして鹿島でなら「チームで」結果を求めるような仕事が出来る、と知りました。理系のイメージが強いゼネコンですが、鹿島では文系でも営業に就くチャンスがあり、人間力が必要な仕事だからこそ自己成長出来る環境であるとも知り、迷うことなく鹿島への入社を決断できたと思います。

03

今後の目標

お客様にとっての資産価値向上、未来戦略を
提案できるようなパートナーに成長したい。

当社の営業は、プロジェクトを受注する過程で、建物や土地といったお客様の資産形成・運用に関わっていくという側面があります。どの案件も、それぞれの企業にとって、命運をかける大きな投資でもあるので、その企業の未来をつくる経営戦略の一翼を担う、とも言えます。将来的には、そうした資産価値の向上や、企業の未来戦略を提案できるような存在に成長していきたいです。お客様と共に日本の未来に貢献できるようなプロジェクトを実現させ、自分の誇りとできるような仕事を一つでも多く作ることができればと思っています。
また、今後は実務に加え、マネジメントが必要な年齢となってくるので、一つ一つの業務の積み重ねにより、後輩から信頼されるマネージャーに成長したいです。

04

休日の過ごし方

家族と過ごす時間を大切に。時には、
お客様とOFFのコミュニケーションも。

お客様とコミュニケ―ションを取るために、一緒にゴルフに出かけることもありますが、多くは子どもたちの習い事への付き添い(上の子はサッカーを始めてくれました!)や、旅行に出かけるなど、家族で過ごす時間を大切にしています。
家族の仕事への理解が何よりのモチベーションとなっており、家族と一緒に自分が携わった建物を訪れ、「パパがつくったんだよ!」と自慢するのもひそかな喜びです。笑

05

鹿島の社風

社会に貢献するという使命感と仕事への誇り。

難しいプロジェクトほど力を発揮するチーム、困難で他社が手を引いてしまうような案件に燃える社員が多いような気がしています。そのようなプロジェクトを一つ一つ実現してきているからこそ、事務系社員も技術系社員も、お客様や社会に貢献している誇りを持って働いていると感じます。
また、鹿島にはさまざまなバックボーン、キャラクターの方がいますが、チームとして一つの目標を達成するために自分のできることに精一杯取り組む、というところが共通していると思います。そのような雰囲気の中で働けることで、気負うことなく思い切り仕事に取り組めていると思うので、先輩方からその精神を受け継ぎ、後輩へと伝承していきたいと思っています。

髙橋 克也

学生へのメッセージ

鹿島にはスケールが大きく、社会に大きな影響を与えるプロジェクトに関わるチャンスがたくさんあります。自動化施工などの技術開発や、再生可能エネルギー分野等の新事業への参画など、日々新しいことにチャレンジしている会社です。
常に自分をアップデートしていけるこの環境で、一緒に成長を実現していきませんか?

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※原稿は取材当時のものです。