ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30

    出社
    メールをチェックし、1日の業務に
    備える。
  • 9:00

    設計業務
    設計計算や打合せの資料作成を行う。
  • 13:00

    関係先訪問
    発注者、施工管理担当者、協力会社が参加する会議で設計についての打合せを行う。
  • 16:00

    打合せ内容のまとめ
    会議の内容を取りまとめ、議事録を
    作成。
  • 19:00

    退社
    プロジェクトの状況に応じて17時に帰れる日もあれば、繁忙期には残業
    することも。仕事にやりがいがある
    ので、全く苦に感じない。

01

仕事内容

設計と施工を兼務し、複数の現場を掛け持つ日々。多忙でも、自分らしさを活かして奮闘中。

私が担当しているのは、医薬品や化粧品などのメーカーが製品を生産するための水処理設備を設計・施工すること。一般的には、プラントエンジニアと呼ばれる仕事です。学生時代は化学の勉強をしていたため、建築の設計図を見るのも建築現場に入るのも、入社して初めて経験しました。建築の基本、CADの使い方や工程管理の方法などは、入社後の研修でみっちりと指導を受けましたね。私たちエンジニアリング担当者は、設備の設計と施工の両方を手がけ、いくつかの現場を掛け持ちするのが基本。ある日はオフィスで設計図を作成し、翌日は発注者のもとで打合せに参加、さらに翌日は現場で施工を管理するといった日々です。さまざまな現場を掛け持ちし、飛び回る現在の仕事は、意欲旺盛な私にはぴったりです。

設計の仕事は毎回が謎解きのよう。それに向き合う日々の経験が私を成長させていく。

私たちプラントエンジニアは、発注者の重要な機密にも関わるため、設計の依頼を受けるときには、どんな原料を使い、何をつくるための設備なのか詳細を明らかにしてもらえないことも少なくありません。原料の形態や反応条件・制約条件といった限定的な情報と、これまでの経験値、そして発注者の要求事項をもとに仕様を決めていきます。だからこそ一番重要なのはコミュニケーション力。発注者の願いを実現するために、設備の機能、工期、安全性、金額、施工性など、あらゆる面を考慮し、各担当者が提案と議論を繰り返し、最適解を追究していくのです。一つとして同じプラントはないので、毎回がチャレンジの繰り返しです。こうした経験の積み重ねがエンジニアとして成長していく鍵になるのだろうと思って、頑張っています。

02

入社の動機

冷静な自己分析の結果、憧れから大きく進路変更。鹿島の技術が生み出すプラントに強く惹かれた。

化粧品メーカーで働くことに憧れ、大学では化学工学を専攻。しかし就職活動の過程で、メーカーの生産設備をつくる仕事を知りました。また、性格的にも、研究所や工場といった固定された場所で働くよりも、現場を飛び回りながら、多様な人々と関わりものづくりをすることの適性に気づいたのです。そして、就職先として、高い技術力を誇る鹿島の存在はとても魅力的でした。

03

今後の目標

目指すは水処理設備の専門家。
あらゆる状況に対応できる柔軟性を身につけたい。

私がこれまでに手がけてきた水処理設備は、どんな工場にも不可欠なもの。また、同じ設計の設備は2つと無いため、排水処理設備などは試運転で実際の排水を流してみるまで担当者として安心することができませんが、不安要素を一つひとつ突き詰めていくことでより完成度の高い設備を常に追求しています。今後も数多くの経験を積みながら、水処理設備のスペシャリストを目指したいと思っています。

04

休日の過ごし方

休日は自分を解放できる時間。普段はのんびりと、時には行動的に過ごしたい。

いつもの休日は友人との外出や家事、テニス、登山、編み物などをして、のんびりと過ごしています。たまに実家に帰るときには、愛犬たちと戯れることも楽しみのひとつ。また、気兼ねなく有休や代休を取ることのできる環境ですので、年に数回は1週間ほどの休みを取り、国内外の旅行に出かけます。今年はベトナムに行ってきました。

05

鹿島の社風

専門性が異なれば、発想も異なる。
異なる互いが理解し合い、協力することが重要。

想像以上に、多種多様なバックグラウンドを持つ人が多い会社です。一緒に仕事をしていて心強く、人として、そして技術屋として学びの機会も少なくないでしょう。多様な専門性ともともと持ち合わせている建築の知識を融合し、敷地全体をトータルコーディネートする力は専業エンジニアリング会社にはない一つの魅力であると実感しました。

髙島雪絵

学生へのメッセージ

1、2年目から責任のある重要な役割を任されるため、大変やりがいのある仕事です。早いうちから自分の仕事に責任を持つことによって、意識も高まり、専門技術の吸収も飛躍的に高めることが可能な環境です。

MESSAGE

※原稿は取材当時のものです。