ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30

    出社
    メールチェック、to do リストの整理
  • 9:00~

    会議
    顧客との打合せ、協力会社との打合せ(定期的な打合せもあれば、不定期で突発的な打合せもあります)
  • 12:00~13:00

    昼食
    基本的には社内食堂にて。
  • 13:00~

    設計業務
    設計図書作成・図面確認・打合せ資料作成
  • 17:30

    退社
    設計図書提出直前など忙しい時は残業もあります。

01

仕事内容

ものづくり立国・日本を支える生産拠点。
その建設に必要な知識を、順を追って体験
してきたキャリア。

エンジニアリング事業本部では、医薬品、化粧品、食品、化学といった製品の生産拠点(工場)の建設にあたり、工場建屋の建築・建築設備計画、配管や電気計装を含む製造装置・ラインの設計や導入などを、トータルにお引き受けする事業を展開しています。
私は2017年に入社し、半年間の研修を終えた後、九州の酒類メーカーのプロジェクトにアサインされ、現場に参加した際には配管工事と電気工事の管理、工程内検査を行って安全性や仕様通りの機能であることを確認する作業から実務経験をスタートしました。何もわからない中での実務スタートとなりましたが、配管や電気計装という設備の基礎となる技術の知識を、現物を見ながら学んでいくことができた案件でしたので、振り返ってみると非常に貴重な経験になったと思います。
その後は設計を担当したり、設計と施工を担当したり、あるいは新規案件獲得のためのコンペに加わったりと、順を追って、エンジニアリング事業本部が手掛けている仕事を実践で経験していくような形でキャリアを積み重ねてきました。

これまで培った経験や知識をフルに活かす機会。設計が具現化し、実際に動く瞬間に感じるやりがい。

現在取り組んでいる医薬品メーカーの新工場建設プロジェクトは、4年前にコンペに参加した案件であり、建築のプランニングがお客様のニーズをとらえていたために獲得に成功した案件です。昨年6月頃に、まずは敷地など基礎部分の造成がはじまり、今年2月、本格的に私の出番となる段階に差し掛かってきました。
私が関わるのは、ボトルの中に液体を充填した状態で店頭に並ぶタイプの医薬品の製造ラインで、設計においても施工においてもこれまで培ってきた経験や知識をフルに活かせる集大成的な案件となります。工程の中でも、素材となる液体の浄化プロセスと薬剤との調合プロセスを担う設備を担当しています。
お客様はプラントエンジニアリングの専門家ではないため、大枠でのご要望を頂き、私がそれを具体的なプロセスに置き換えて提案するような形で設計を進めてきました。設備の選定や機器レイアウト、配管・電気計装の計画などは私の提案次第、というところでもありますので、自分の考えや設計が具体的に形になっていくプロセスにやりがいを感じながら仕事を進めています。
技術者として一番やりがいを感じるのは、自分が手掛けた設備が実際に動く瞬間であり、想定通りの仕様であることが確認できる、試運転の瞬間です。

02

入社の動機

より幅広い経験を得るチャンスを求めてゼネコンへ。
人の魅力で鹿島を選んだ。

修士課程まで化学工学を専攻していました。当初はエンジニアリング業界に興味を持っていましたが、あるときにゼネコンもエンジニアリング事業を展開していることを知りました。エンジニアリング業界が、石油や化学プラントといった比較的限定された対象を中心にエンジニアリングを行っているのに対し、ゼネコンではより広い範囲にアプローチしていることから魅力的に感じました。
ゼネコンも何社か選考を受けましたが、お会いした人の雰囲気やキャラクターのバランスの良さが自分に合っていると思い、鹿島を選びました。

03

今後の目標

今後も設備投資が見込まれる業界。熟達した
プロジェクトエンジニアになりたい。

海外では日本ブランドの医薬品に対する需要が伸びており、医薬品業界では今後も設備投資を続けていくことが見込まれています。その状況に対して、私はもっとスムーズに、手戻りの無い設計・施工プロセスを実現できるよう、特に設計業務において経験をもっと積んで、見落としなく、お客様にもわかりやすい説明ができるような力量を身に付けていきたいです。大きなプロジェクトを任せられる、熟達したプロジェクトエンジニアになっていきたいです。

04

休日の過ごし方

生まれたばかりの、娘の成長を楽しむ日々。

今は何と言っても生まれたばかりの娘の成長を見届けるのが楽しくて仕方がありません。お風呂に入れることと、ミルクをあげることが私の役割です。首がすわってきたり、体が大きくなったりと成長が日々見られてうれしいです。たまには同僚と一緒にゴルフに行ったりすることもあります。

05

鹿島の社風

いろんな個性があり、真面目で現場を
よく知る人たちが集まった組織。

エンジニアリング専業の企業と比べると、得意としている分野が違うこと、ベースが建設会社ですから工場環境全体を適切に提案できるところが特徴として挙げられるかと思います。いろんなバックボーンを持った人が集まった多様さがありながら、お客様のためにいいものをつくろう、というスタンスの真面目な人が多く、現場に足繁く通う人が多いのも特徴のひとつではないでしょうか。
エンジニアリング事業本部での仕事においては、毎回新しいことへのチャレンジとなるのも特徴です。

湯川光

学生へのメッセージ

社名とか、年収とかよりも、「自分がどうなりたいのか」とどれだけマッチしているかが、就職活動や会社選びでは大事ではないかと思います。
当社での仕事は、「大きなものに携わりたい」という想いは叶えられます。また私には、とにかく「色んな物事に関わりたい」という想いもあり、それも叶えることが出来ると思います。いろんな関係者と関わって、大きなものの全体をコーディネートしていくような仕事は、時に課題にもぶつかるものの、やり遂げた際の喜びは大きく、仕事のやりがいを感じることが出来るはずです。

MESSAGE

※原稿は取材当時のものです。