ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30

    出社
    メールチェック。プロジェクトの進捗を確認。
  • 9:00

    社内打合せ
    担当しているプロジェクトに関して、他部署の関係者を含めた打合せ。
  • 10:00

    設計業務
    発注者や協力業者に提出
    するための
    仕様書や図面
    の作成を行う。
  • 14:00

    協力業者と打合せ
    施工方法や機器の仕様、
    見積など施工協力業者や
    機器メーカーと打合せ。
  • 19:00

    退社
    打合せ時に提出された図面や仕様書を
    チェック。
    設計図書の整理を終えて、退社。

01

仕事内容

酒造過程で発生した廃棄物をリサイクルする、国内最大級のプラント建設プロジェクト。

現在所属している水環境資源グループは、経済活動や日常生活で発生する廃棄物や排水などの処理施設やそれに付帯する設備について、計画から設計、施工支援までを担っています。私は入社以来、大手酒造メーカーの有機性廃棄物リサイクルプラント建設プロジェクトに携わってきました。1991年に鹿島が開発した「メタクレス」は、有機性廃棄物を高温メタン発酵菌で分解処理し、バイオガスを回収して発電などに利用し、エネルギーを生み出す技術です。この技術を活用し、酒造過程で発生する廃棄物を処理してバイオガスを回収するプラントを建設することが私たちのミッションでした。私はこのプロジェクトの計画段階から設計、施工、運転に至るまで一連のプロセスを経験することができました。

プラントの計画から設計、運転までトータルに関わることができた貴重な経験。

設計業務では、機械設備の仕様決定や機器の配置検討、配管設計を担当しました。機械設備や配管の設計には、自分の専門分野以外にも機械や電気など幅広い領域の知識が必要です。必死に勉強して理解しなければ仕事を進めることができないため、最初はとくに苦労しましたが、新たな知識を吸収できたことは自分にとって必ずプラスになっていると思います。約1年半にわたり設計業務に携わった後、今度は自身が設計した設備の施工現場に配属されました。現場では設備の施工管理、品質管理を経験し、さらに試運転や立上運転の計画、実施までを担当。試運転は緊張感もありましたが、一つひとつの機械が正常に作動し、最終的にシステムが円滑に稼働したときには大きな達成感を得られました。入社から約3年で、計画、設計、運転まで一つの案件を一貫して担当できたことは非常に幸運だったと感じています。

02

入社の動機

新しい技術や幅広い領域にチャレンジする鹿島で、環境に広く関わっていきたいと考えた。

学生時代は水処理の研究に取組み、将来は水処理を中心に広く環境に関わる仕事がしたいと考えていました。水処理を専業とするメーカー等も視野に入れていましたが、最終的に総合建設業を志望した理由は、水だけではなく環境についてより広い領域に関わりたいと考えたからです。鹿島は従来の技術にこだわらず常に新しい技術を取り入れることに積極的で、かつ非常に多岐にわたる分野に取り組んでいる点に魅力を感じて入社を決めました。

03

今後の目標

自らの専門性をベースに知識と経験を積み重ね、環境問題のプロフェッショナルを目指したい。

入社から一貫してメタン発酵設備に関わってきましたが、当社の技術を活用できる領域はまだまだ広がる可能性があると考えています。鹿島が持つ優れた技術を多くのお客様に認めていただき、実際に導入していただくための技術開発に取り組んでみたいです。また、一方では、これまでの経験から得た知識をベースに他分野の仕事にも挑戦し、環境に関わるプロフェッショナルとして幅広い知識を身につけていきたいという思いもあります。

04

休日の過ごし方

休日は体を動かし、スポーツで汗を流す。練習や試合はもちろん、大会にも定期的に参加。

大学時代からはじめたアルティメットの社会人チームに所属し、休日にはグラウンドで汗を流しています。アルティメットはフリスビーを使った競技スポーツです。フリスビーは風などの影響を受けやすいので、ボールとはまた違った軌道を描くところが難しくもあり魅力でもあります。週末に練習や試合に参加したり、定期的に大会にも出場。社会人になると体を動かす機会が減ってくるので、積極的に体を動かすよう気を使っています。

05

鹿島の社風

上司や先輩との距離が近く、風通しの良い社風。実際に働くことで現場業務のイメージも一変した。

入社前はもう少し堅い雰囲気の会社かと思っていましたが、実際は非常に風通しがよく、上司や先輩にも気軽に相談できる雰囲気です。また、現場業務は労働時間が長く大変な仕事というイメージでしたが、実際に現場に出てみるとそのようなことはなく、自分が担当する業務の進捗を管理すれば休日もしっかり確保できます。もちろん、そのためには業務の引継ぎや伝達事項など、周りの人たちと十分にコミュニケーションを図ることも必要です。

石川一真

学生へのメッセージ

鹿島は本当に「人」を大切にする会社です。また、スケールが大きくやりがいのあるプロジェクトにチャレンジできる環境。自分の考えたものが形になり、お客様に喜んでいただいたときは大きな達成感を味わえます。

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※原稿は取材当時のものです。