ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00

    出社
    メールチェック、育児フレックスを利用。
  • 11:00

    新規プロジェクト
    プロジェクトチームで新しい分譲マンションの商品企画についてブレスト。
  • 12:00

    ランチ
    赤坂のおいしいお店を新規開拓。
  • 14:00

    新しい働き方
    技術革新、コロナ、多様化する価値観を踏まえた新しい働き方を検討。
  • 16:00

    打合せ
    外資系ホテルオペレーターと計画中ホテルのコンセプトについて意見交換。
  • 18:00

    退社
    子供達の迎え、帰宅。

01

仕事内容

設計者、施工者、デザイナーなど、
専門家とノウハウを共有し、
議論を重ねてまちづくりを進める。

不動産開発の仕事は、土地の購入、コンセプト立案、マーケティング、設計・施工、運営など、そのフェーズは多岐にわたりますが、鹿島では物件ごと担当を決め、全フェーズが業務範囲となります。様々なプロフェッショナルを有する鹿島グループの強みを活かし、設計者、施工者、インテリアデザイナー、研究者等とフラットな立場でノウハウを共有し、議論を重ねてプロジェクトを進めていきます。こうした鹿島独自のまちづくりへの関わり方は非常に魅力的で、やりがいがあります。通常、私たちは様々なフェーズの物件を並行して進めており、現在、私の担当物件のうち3件が建設工事に着手しています。

都心再開発事業のタワーマンションから、
リゾートホテルまで、事業主として
プロジェクトに関わるやりがい。

担当している物件の一つが、東京・浜松町の再開発エリアに立地する分譲マンション計画。JR浜松町駅に直結し、羽田空港に近い立地優位性や、with/afterコロナに求められるコンセプトを踏まえたマーケティング、販売計画の詳細検討を進めています。また、東京・勝どきにて推進する1,000戸を超える大規模タワーマンションでは販売活動を行っています。さらに、沖縄の宮古島にて進めている、外資系リゾートホテルの新規開発物件も担当しています。いずれの物件も共同事業者、専門家の皆様と協力して推進しますが、最終的には事業主として、意思決定を行う必要があり、責任と醍醐味を感じています。また多様化する住まい方・働き方を踏まえた新しい商品企画、グループ会社DX推進、新規ビジネスの検討にも取り組んでいます。

02

入社の動機

まちづくりを通じて地域を活性化したい。
鹿島は考える・つくる・運営する・改修する、
すべてのフェーズに関わることができる。

私は、静岡県の少子高齢化が進む小さな村で生まれました。ふるさとが消えるという危機感の中で育ち、やがて、自然や建物の魅力を活かして地域を活性化したいと考えるようになりました。大学にて、地域資源を活用したまちづくりを研究テーマとして活動する中、優れた文化・自然資産を有するまちでも、経済的に自立することが難しいという課題に直面。まちづくりを通じて、お金を回す仕組みをつくり、地域を活性化したいと思うようになりました。そして、建物や都市について、考える・つくる・運営する・改修する という、すべてのフェーズに関わることができる鹿島の開発事業本部に魅力を感じ、入社を決めました。

03

今後の目標

地球規模の視点を持って、
人も自然も大切にできる、
空間や仕組みをつくっていきたい。

海と山に囲まれた村で生まれ育ち、東京や軽井沢、シンガポールで不動産開発に携わる中で、人間の「健康・楽しさ・自分らしさ」と、自然の「美しさ・厳しさ」を大切にした空間がもっと必要だと思うようになりました。仕事やそれ以外の活動で出会う皆さんから学び、協力して「地球規模の視点を持ち、科学的根拠に基づいて、人も自然も大切にできる空間・仕組みをつくりたい」と考えています。その目標を実現していくため、米国発祥であるサステナブルな建物認証に関する「LEED AP」「WELL AP」等の国際資格を取得しました。また、持続可能な建物や地域コミュニティを推進する(社)グリーンビルディングジャパンにコミッティーメンバーとして参加しています。

04

休日の過ごし方

二人の息子と過ごすのが休日の定番。
コロナ禍前は家族で度々海外旅行に。
出会ったことがない文化や自然に親しんだ。

小学3年生、1年生の息子と過ごすことが多いです。美術館や博物館を訪ねたり、歴史に関連する映画を一緒に見たり。連休には実家の静岡県に帰省して、釣りを楽しむこともあります。
コロナ禍前は、GW、夏休み、年末年始などの長期休暇を利用して、家族で度々海外旅行に出かけていました。出会ったことのない文化や自然に触れるのは、刺激的であり新しい発見があります。これまで国外10カ国以上に滞在しました。

05

鹿島の社風

3ヶ国6社で働く機会を得た。
そのさまざまな経験が成長を促した。
挑戦させて人を育てるのが鹿島。

様々な経験をさせてくれる環境・風土があると思います。私は、入社4年目に都心の開発業務では関わることの難しい、ホテルやゴルフ場を保有運営する鹿島軽井沢リゾートに出向し、運営や経営に携わりました。その後、国外研修制度にてシンガポールで大規模複合開発に参画し、インドネシアではプロパティマネジメントやリーシングのOJTを受けました。これまで3ヵ国6社で様々な立場で働く機会を得ました。そのいずれもがチャレンジングで貴重な経験であり、自身の成長を後押ししたと感じています。挑戦させて人を育てる、それが、私が実感する鹿島の社風です。

松永和幸

学生へのメッセージ

皆さんが、これまでの人生で育んできた「思い」を今後も大切にしていただきたいです。この「思い」は、日常の行動指針であり、決断の拠り所になると私は考えています。私の場合は、1.グローバルとローカル両方の視点を持つ、2.重要だと考えるものを守りつつ新しいことにチャレンジする、3.コツコツだが大胆に行動する の3つを大切にしています。皆様と一緒にまちづくりに挑戦できることを楽しみにしています。

MESSAGE

※原稿は取材当時のものです。