環境事業

建設系廃プラの資源循環の取組みが評価され、
3R推進功労者等表彰で「国土交通大臣賞」を受賞

「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」は、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会が、廃棄物の発生抑制・再使用・再資源化(3R)の取組みに顕著な実績を挙げた事業所などを表彰する制度です。令和7年度は、各大臣賞が4件、会長賞が13件選ばれました。

鹿島からは、「建設業から発生する廃プラスチック類(建設系廃プラ)を回収・再資源化し、資材として工事現場に戻す資源循環の取組み」が評価され、「国土交通大臣賞」に選出されました。

図版:取り組み体制図と回収プラおよび製造品の写真

取り組み体制図と回収プラおよび製造品の写真

 

図版:表彰式の様子

表彰式の様子

図版:製造したリサイクル土のう袋とリサイクルバリケードを手に記念撮影

製造したリサイクル土のう袋とリサイクルバリケードを手に記念撮影

 

産業別の廃プラ排出量において、建設業は約2割を占めるほど多量に排出しているものの、その多くは再資源化されずに焼却処分されています。建設業の排出するプラスチック資源の循環利用(マテリアルリサイクル※1)が十分に進まない理由として、①排出場所が各地に点在する、②樹脂の種類が多い、③汚れや付着物が多い、といったハードルが挙げられます。また、プラスチック資源の循環利用においては、再生樹脂の需要も大きな課題となります。建設会社は建設資材を生産せず、購入する立場であるため、製造業のように自社の製造品へと再生樹脂を還元利用することができません。 

そこで、鹿島はプラスチックのリサイクル技術を保有する様々な企業と連携し、建設系廃プラから再生樹脂を製造した上で、最終製品である樹脂成形品まで製造し、それを自社の工事現場で活用するプロセスを構築することにより、建設系廃プラの資源循環の推進を目指しました。本表彰制度においては、リサイクル土のう袋およびリサイクルバリケードを製造する取組みが評価されました。 

※1 廃棄物等を原材料として再生利用すること