行動シミュレーション技術

新しい計画施設の使われ方を「見える化」することで具体的なスペースの調整や運用方法について事前に検討ができます。行動モニタリング技術にて得たデータを活用することで具体的かつ根拠のあるシュミレーションとして配置計画や動線計画の妥当性を検証しながら計画をすすめます。

透析専門病院のシミュレーション例

1フロア150床の透析室を計画するにあたって、入院患者用30床を検証対象外とし、対象となる120人の患者さんの入退室のシミュレーションを行いました。待合や更衣室の規模と動線計画の検証と合わせてどのように患者さんをグループ分けして入退室スケジュールを組んだら良いかを具体的に検証することで運用後に想定されるリスクを軽減します。

透析室の入退室や待合、更衣室が患者さんの集中・混雑によって問題が起きないようにするために予め計画平面上で患者さんの行動をシミュレーションしました。検証の結果左の動画のように患者さんを1グループ40人の3グループに分けて透析開始時刻を30分ずつずらすことでスムーズに透析室へ入室できることが確認できます。

外来総合待合のシミュレーション例

混雑が予想される外来総合待合において、患者の歩行ストレスを軽減する為、自動会計機や家具の配置の工夫による、スムーズな患者動線を検証することが可能です。

計画時に、既存施設で実測した患者の行動データを反映した行動シミュレーションにて、複数の配置案の適正度合いを相対評価し、総合待合のレイアウト計画に活用します。竣工後、歩行者軌跡を高精度に計測できるレーザセンサを用いて利用状況の行動計測を実施し、想定どおりであることを確認できます。

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