鹿島は、2022年5月13日、渋谷教育学園渋谷中学校（東京都渋谷区）の3年生18名を対象に、施工中の都内建設現場にてキャリア研修を行いました。同研修は、生徒たちがさまざまな企業を訪問し、職場見学やインタビューを通じて社会を知ることで、生徒たちのキャリア形成や社会の構成員としての自覚形成を促すことを目的に実施されています。鹿島は昨年に引き続き、同研修を受け入れました。

研修は午前と午後に分かれて2つの現場で行われ、各現場で9名の生徒を受け入れました。生徒たちは建設業や鹿島についての講義、現場の施工担当者から工事の説明を受けたあと、午前は「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業（A街区）」、午後は「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」の現場を見学しました。建設中の高層ビルの中を工事用エレベーターで移動し、外壁が取り付けられる前の高層階や鉄筋が張り巡らされた地下などを目にした生徒たちは、普段見ることがない建設現場の様子に驚いていました。

見学後の質疑応答では、現場で働く社員の役割分担や実際に現場で使われている工法、工事の安全に関することなど、多くの質問が投げかけられました。

研修終了後、生徒たちから、「現場は思っていたより広く、中を工事車両が走っていて驚いた」「高さ150ｍの窓なしのフロアや秘密基地のような地下が印象に残った」「完成が待ち遠しい」などの感想が寄せられました。