鹿島では、社会貢献活動の一環として、高等学校の授業「総合的な探究の時間」での活用を目的とした探究教材「100年を創造するチカラ」を開発し、2020年度から全国の学校へ無償提供しています。このたび、この取組みが経済産業省から評価され、「第12回キャリア教育アワード」の最高位である「経済産業大臣賞（大賞）」を受賞しました。

2023年1月19日、三田共用会議所（東京都港区）で開催された「令和4年度キャリア教育推進連携シンポジウム」（文部科学省・厚生労働省・経済産業省共催）では、各省の表彰式と併せて、表彰受賞団体による事例発表が行われました。当社からは、教材開発・提供を担当する広報室の管掌役員が登壇し、教材開発の目的やプロセス、教材内容の特徴、普及と展開などについて、教材を使用した生徒からの動画メッセージなども交えプレゼンテーションしました。講演後、会場からは大きな拍手が沸きおこり、シンポジウム閉幕後も教育関係者の皆様から、感想や質問を多数いただきました。

本教材を活用する高等学校の数は、検証期間であった2020・21年度は16校・36校、探究の授業が必修となった今年度は61校、使用生徒数は約1万1000人を数え、3年間累計すると約2万人の生徒に教材を使用いただいています。

当社の探究教育支援活動の詳細については、以下のプレスリリースをご覧ください。
高校生向け探究教育支援活動が経済産業省キャリア教育アワード大賞を受賞