[2023/01/27]
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高校生向け探究教育支援活動が経済産業省キャリア教育アワード大賞を受賞
鹿島(社長:天野裕正)は、社会貢献活動の一環として、高等学校における「総合的な探究の時間」での活用を目的とした探究教材「100年を創造するチカラ」を開発し、2020年度から全国の高等学校に無償提供してきました。
このたび、この取組みが経済産業省から評価され、「第12回キャリア教育アワード」の最高位である「経済産業大臣賞(大賞)」を受賞しました。
審査委員のコメントとして、
- 複数年度にまたがり、継続的なPDCAサイクルが具体化されている
- そのPDCAサイクルを回す際に定性的な情報だけでなく、定量的なKPIを設定している
- 更に定量的なKPIに「プログラムを通じて受講者の意欲・態度や能力がどのように変容したかというアウトカム評価」が含まれている
等の評価がありました。
表彰状
表彰盾
教材の内容 探究教材「100年を創造するチカラ」(2022年度版)
基礎編では、鹿島が手掛けた4つの建設プロジェクトを題材にし、「まち」「伝統継承」「世界遺産」「共生」の4つのテーマに沿って、ワークを通じて課題の設定・情報収集・整理・分析・まとめ・表現といった探究に必要な一連のスキルを学ぶ構成となっています。
実践編では、基礎編で学んだ探究スキルを基に、生徒が自分自身の探究テーマに活用できるアレンジ可能なワークシートを提供しています。
さらに、文部科学省が推進するGIGAスクール構想の進展に合わせて専用サイトをバージョンアップしており、これにより、サイトを介した教材映像の視聴や教材のダウンロードが可能になるなど、利便性が向上しています。
専用サイト トップページ
提供実績
初年度の2020年度は16校・2,820名、2021年度は36校・6,786名、2022年度は12月末時点で61校・11,217名の高校生に教材を提供し、学びを支援しています。
鹿島は今後も、社会貢献活動の一環として次世代教育支援に継続して取り組んでいきます。
問合せ先
鹿島建設株式会社 広報室 社外広報・CSRグループ
申込み先
鹿島建設教育支援事務局のホームページをご覧ください。URL: https://www.career-program.ne.jp/kajima/(参考)
高等学校の「総合的な探究の時間」で活用できる建設プロジェクトを題材にした教材を無償提供

(2022年4月25日プレスリリース)
鹿島提供の教材を使う高校生が年間1万人を突破

(2022年9月12日プレスリリース)
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
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