鹿島と京大の共研が環境放射能除染学会賞を受賞
鹿島と京都大学(エネルギー科学研究科・日下英史助教)の共同研究「分級処理に伴い発生する細粒分の処分に関する技術的実証」が、環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会(通称:環境放射能除染学会)の令和8年度学会表彰「調査研究・技術開発賞」を受賞。2026年8月26日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)において、表彰式が行われました。
環境放射能除染学会は、東日本大震災をきっかけに発生した福島第一原発事故による大規模汚染に対応するため、除染のための研究や技術発展に資する目的で2011年に設立された学術団体です。2018年に創設された学会表彰は、環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生に関する技術開発や調査研究において、顕著な貢献が認められた個人や団体が表彰されるものです。
今回受賞対象となった共同研究は、高濃度除去土壌の最終処分として想定されている、高度分級後の脱水ケーキの最終処分について技術的実証を行ったものです。分級後の細粒分を脱水ケーキとして最終処分した場合を想定して、埋立後の安全性を検証する各種室内試験を行い実証しました。これまで検討が進んでいなかった処分方法の一つが実証されたとして高く評価されました。
表彰式には、鹿島・土木管理本部 土木技術部 辻本担当部長と京都大学・日下助教らが出席しました。また、表彰式に続き、辻本担当部長が受賞技術に関する講演を行いました。

環境放射能除染学会 佐藤会長(左)から受賞者を代表して表彰状を受ける鹿島 辻本担当部長(右)

受賞技術について講演する辻本担当部長