環境配慮・跡地利用
最終処分場は、建設時から周辺地域に環境負荷を与えます。このため、環境アセスメントを事前に行い、十分な調査に基づいて周辺の動植物や自然環境、地域景観の保全を計画的に進めることが重要です。ここでは、いろいろな自然環境保護対策を紹介します。
最終処分場は、埋立完了後2年以上の観測期間をおいて、浸出水水質、ガスの発生、埋立内部温度、沈下などの廃止基準がクリア出来れば廃止することができ、多面的な跡地利用が可能になります。一方で、人の健康や周辺環境に影響を与えなければ、基本的には廃止前から利用することが可能です。最終処分場の跡地利用は、自然公園、グラウンド、ゴルフ場、スポーツ施設などに利用されています。最近では、太陽光発電所などの再生可能エネルギー事業にも利用されています。これらの跡地利用に対して、鹿島の確かな技術と豊富な実績にて対応します。
環境配慮・跡地利用 イメージ
周辺環境との調和
最終処分場の建設から埋立、廃止後に至るまで、環境アセスメントの結果に基づき、近隣住民への配慮はもちろん、生物多様性、防災、景観にも最大限配慮を行っています。
当社が施工した最終処分場の事例では、敷地内に地域の生態系を象徴するホタルが飛び交う里山環境をビオトープとして整備し、生態系保全のコアエリアを形成しました。また、地元のシンボルとなる桜を植栽し、地域との調和を図っています。さらに、児童・生徒を対象に、埋立作業の見学ブースやため池を活用した環境学習プログラムを企画・実践し、次世代への環境教育にも積極的に取り組んでいます。
小学校の環境学習風景
ホタル池ビオトープ
飛翔が確認されたホタル
水辺のテラス空間
桜の桟敷
最終処分場の先行利用
最終処分場の建設、埋立、廃止までは相当の年数が必要です。最終処分場を地域へ早く還元する方法として、最終処分場の先行利用があります。これは処分場埋立地の一部を工事発生土(のちの最終覆土材)で埋立て、屋内をインドアスポーツ施設などとして利用します。
また、環境教育を行うスペースとして青空教室を設けるなど、地域への還元を早期に実現した事業計画もあります。
青空教室用広場
インドアスポーツ施設(テニス、ゲートボールなど)
最終処分場の跡地利用
埋立終了後の最終処分場に、トウキョウサンショウウオの産卵地を確保したり、外周水路に小動物系の脱出斜路を設置したりするなど、さまざまな取組みによって生態系に配慮しています。また、森林観察路やバードウォッチング用の施設、緑地公園、多目的グラウンドなど、最終処分場跡地を通じて、地域とともに自然と触れ合う空間を提供しています。
多目的グラウンド利用
生態系の保全を目的としたビオトープ
最終処分場跡地の事業化利用
持続可能型社会を実現するため、また、地球温暖化対策として、再生可能エネルギーである太陽光発電やバイオマスエネルギーなどの導入が図られています。埋立終了後の最終処分場に、これらの再生可能エネルギー事業用地として利用することは非常に有効です。また、太陽光発電については、クローズドシステム処分場の大屋根に建設時より設置することも可能です。
鹿島では、再生可能エネルギーに関する技術や実績を多数保有しており、太陽光発電、バイオマス発電、風力発電などの計画立案から売電・運用・維持管理までのすべての対応が可能です。
メガソーラー
埋立が終了した最終処分場の跡地を、メガソーラー施設として再生することができます。
汚染土壌浄化技術や地盤改良などの造成技術、環境保全技術といった鹿島の豊富な土地再生ノウハウを活かし、土地の再整備からメガソーラーの設置まで、設計、パネルを含めた調達、施工の最適ソリューションを提供します。
太陽光発電所イメージ
最終処分場の再生・閉鎖・跡地利用 インデックス
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