鹿島は、2025年12月10日に東京ビッグサイトで開催された「ウッドデザイン賞2025表彰式」において、最優秀賞（経済産業大臣賞）を含む3件の受賞作品が表彰されました。今回の受賞は、鹿島の木材利用における優れた取り組みが高く評価されたものです。

受賞概要

■最優秀賞（経済産業大臣賞）：ヤマト本社ビル A棟・B棟
ヤマト本社ビル A棟・B棟は、ライフスタイルデザイン部門 建築・空間分野において最優秀賞を受賞しました。本プロジェクトは、銀座で創業100周年を迎えたクライアントの新本社として、コロナ禍を経て働く場の新たな価値を提案するとともに、環境配慮を体現した木質オフィスです。
※設計：日建設計・鹿島建設設計共同体
詳細情報：ウッドデザイン賞 受賞作品データベース | ヤマト本社ビルA棟・B棟

■優秀賞（林野庁長官賞）：NANT仙台南町
NANT仙台南町は、ソーシャルデザイン部門 建築・空間分野において優秀賞を受賞しました。仙台駅近くのテナントオフィスビルで、天然木を活用した洞穴のような公開空地を整備し、市街地における新しいパブリックスペースの形を提案しています。また、端材を全面利用したデザインが、持続可能性と独自性を両立させています。
詳細情報: ウッドデザイン賞 受賞作品データベース | NANT仙台南町

■受賞：KX-FOREST KARUIZAWA 鹿島 軽井沢泉の里保養所
KX-FOREST KARUIZAWAは、ハートフルデザイン部門 建築・空間分野において受賞しました。本施設は、鹿島社員向けの保養所として計画され、鹿島グループが保有する社有林を活用。建築と自然を一体化させた宿泊空間が地域資源の魅力を最大限に表現しています。
詳細情報: ウッドデザイン賞 受賞作品データベース | KX-FOREST KARUIZAWA 鹿島 軽井沢泉の里保養所

ウッドデザイン賞について：
ウッドデザイン賞は、木材利用の魅力や可能性を広く発信し、持続可能な社会の実現に寄与する優れた取り組みを表彰するものです。今年度は、206点の受賞作品の中から、最優秀賞4点、優秀賞9点が選出されました。

鹿島は、これからも木材利用の促進や持続可能な社会の実現に向けて、先進的な取り組みを続けてまいります。