News & Topics
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Press Release
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- 2021/11/29 ポーランドにおける再生可能エネルギー発電施設の開発事業に参画
- 2020/12/16 ミャンマーの大型複合施設開発事業が環境省の設備補助事業に採択
- 2020/8/27 シンガポールにおける自社ビル(仮称)Kajima Global Hub建設に着手
- 2020/3/17 ミャンマー ヤンキン地区複合開発プロジェクトの共同事業化
- 2019/7/31 アジア地域における組織再編の完了及び再編に伴う社名変更
About Us
私たちのコミットメント

海外事業本部長
2回の米国勤務を経て、
2010年より海外事業本部長。
各地域の市場を知り尽くした現地の社員が推進する建築・開発事業、さらに拠点間の協業・連携による「厚みのあるネットワーク」がもたらすシナジー効果。これらを存分に活用し、日本そして世界各地のお客様にとって、常に最適なソリューションをご提供していくのが、私たちのコミットメントです。
海外事業では、いつでもどこでも必ず収益機会があるとは限りません。コミットメントを果たすためにも、既存事業の深耕と拡大、新しい市場の開拓はこれからも必須です。現在の鹿島グループのみならず、各地域の優良なビジネスパートナーと共に、新たな収益機会の創出を目指していきます。
世紀を超えた海外事業の展開
19世紀後半、台湾での鉄道インフラ建設に始まる鹿島の海外事業は、すでに120年を超える歴史を刻んでいます。現在では、アメリカ・アジア・ヨーロッパ・オセアニアの各地域で100社以上の現地法人が建築・開発事業を展開しています。拡大する海外事業を支えるのが、現地の「チーム」と「厚みのあるネットワーク」です。
新しい「チーム」をつくる
建築・開発事業は、ともにその地域にしっかりと根付いた産業であり、現地の人々や企業を中心に展開しなければなりません。そのための有効な手段のひとつとして企業買収(M&A)があります。
鹿島の企業買収は事業を展開するチームメンバーを選ぶプロセスであり、「顧客を大切にし、品質にこだわり、工期と安全を守る」という鹿島が守ってきた企業文化や社風を共有できることがポイントとなります。たくさんのリピート顧客を持っているか、品質面で信頼に応えられているか、優秀な従業員を維持し、その成長を大切にしているか等を見ます。
そのようなプロセスを経て仕事に対する想いを共有でき、互いに協力して仕事を成し遂げる仲間を増やしていくことができなければ、世界各地で事業を成長させることはできません。
鹿島の海外事業は仲間と共に成長し、信頼の輪を広げていきます。
「厚みのあるネットワーク」をつくる
海外事業では、各地域の現地法人がそれぞれの市場に合った事業基盤「プラットフォーム」を構築しています。プラットフォームには、「収益を得るビジネスモデル」と「ビジネスモデルを遂行・達成する人・組織」が必要です。事業基盤は地域ごとに独立しているケースもありますが、ここ数年、地域を越えた協業によるシナジー効果の発揮も多くなってきました。
具体的な事例を挙げましょう。多国籍企業の場合、建設プロジェクトは一つの国や地域に留まらず、同様の工事を他の国や地域でも展開されることがあります。このため鹿島の設計施工サービスをご利用いただいたお客様からは、施主の要求事項を理解して具体化するノウハウを、他の国や地域で活動する鹿島のグループ会社にも水平展開してほしいとの要望が多くあります。企業買収が進んでグループ企業が増えるに連れ、互いに情報を交換して、グローバルにより良いサービスを提供できる体制が整いつつあります。
さらに、海外だけでなく日本国内でも、テーマパーク内の特殊な建設に強みを持つオーストラリアのグループ会社との協業が進んで、日本国内で従来鹿島が手掛けていなかった分野でも顧客に応えることが出来るようになったという例もあります。
開発事業では、アメリカで土地買収から建設、リーシング、投資家への売却までの短期回転型のビジネスモデルを確立した流通倉庫事業がありますが、このモデルに多少のアレンジを施してヨーロッパでも展開しています。アメリカで流通倉庫開発を経験したスタッフがヨーロッパに行き、現地に適した倉庫を開発する、「人がノウハウを運ぶ」といった形の手法です。
以上のように、各拠点が持つ事業領域の円がそれぞれ広がり、互いにつながって大きなネットワークをつくりあげる。私はこれを「厚みのあるネットワーク」と呼びますが、鹿島の海外事業における大きな特長と言えるでしょう。

関連情報
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KAJIMAダイジェスト
海外事業の紹介
建築事業
鹿島の現地法人が
海外でのお客様の建築需要に
お応えします。
鹿島はグローバルに事業展開されるお客様の建設需要にお応えするため、建設に関わる様々なサービスを提供する海外現地法人を各地域に設立しています。他社に先駆けて進出した北米、アジア、欧州には、ぞれぞれカジマ・ユー・エス・エー(KUSA)、カジマ・アジア・パシフィック・ホールディングス(KAP)、カジマ・ヨーロッパ(KE)を地域統括現地法人とし、各国に拠点を設けています。さらに中国、台湾にも現地法人を設けており、2015年にはカジマ・オーストラリア(KA)を設立し、オセアニアにも進出しました。お客様が進出される国で、手の届くところに鹿島がおります。
開発事業
鹿島グループの売上高




海外展開を支える海外事業本部
海外事業本部の役割と機能をご紹介します。
世界の拠点
世界6拠点体制で事業を展開
カジマ・ユー・エス・エー(KUSA)、カジマ・アジア・パシフィック・ホールディングス(KAP)、カジマ・ヨーロッパ(KE)、カジマ・オーストラリア(KA)、中鹿營造、鹿島中国の6拠点体制により地域に根ざした建築・開発事業を展開し、多彩な案件を手掛けています。
Team Story
「チーム」で築く信頼のストーリー
世界中で活躍する鹿島の社員達、プロジェクトの数だけ知られざるストーリーがあります。ここでは、各地域コミュニティに深く根を下ろし活躍する社員達のチームワークを様々なテーマからお伝えしていきます。

環境を守り、
次世代へつなぐ
「2050年温室効果ガス排出ゼロ」を呼びかける国際社会。鹿島も2013年に「鹿島環境ビジョン トリプルZero 2050」を策定、「脱炭素」「資源循環」「自然共生」を軸に環境配慮型社会の構築に取り組んでおり、海外事業においても、様々な挑戦を続けています。
海外計画をご検討の方へ
事業検討段階から
竣工・維持・修繕にいたるまで、
お客様にベストなサービスを
ご提案します。
海外の現地法人では、建物の企画・開発から維持・修繕にいたるまで、多様なサービスを展開しています。
下のチャートは各拠点の対応業務を示したものです。各拠点名から詳しい情報をご覧いただけます。
海外での建設計画で
知っておきたいこと

海外工場建設の7つのステップ
海外で建物を建設する際の7つのステップを、工場建設を例に分かりやすいイラストを使ってご説明いたします。お客様がイメージされる「未来想像図」をお聞きするところから、具体的な計画、設計・施工、稼働開始後のアフターケアまでサポートし、海外進出を成功に導きます。
日本での
お問い合わせ窓口
海外に建築計画をご検討されているお客様は、海外事業本部にお気軽にご連絡下さい。
海外事業本部 営業グループは日本にいらっしゃるお客様と鹿島の海外現地法人を繋ぐパイプ役となります。また、ご要望に応じて、ご進出されるエリアに合わせた市場動向・商慣習・建設事情等の現地情報をご提供することも可能です。
また、鹿島の海外不動産に興味のあるお客様、さらには海外から日本へ進出されるインバウンドのお客様もまずはお気軽にこちらへご連絡下さい。

お客様からのお問い合わせを
お待ちしております。