[2015/08/31]
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「石巻ブロック災害廃棄物処理業務」が
第13回産学官連携功労者表彰(国土交通大臣賞)を受賞
鹿島(社長:押味至一)が代表企業を務めた石巻ブロック災害廃棄物処理業務が、「第13回産学官連携功労者表彰(国土交通大臣賞)」を受賞しました。
本表彰は、産学官連携の一層の活性化を図るため、産学官連携活動において著しく成果を収め功績が顕著であると認められる個人または団体を内閣府が選定し表彰するもので、2003年度から行なわれており、今年で13回目を迎えました。
今回の受賞は、“産”鹿島・清水・西松・佐藤・飛島・竹中土木・若築・橋本・遠藤特定企業体、“学”東北大学、宮城大学、東北学院大学の学識経験者、“官”環境省、国土交通省、宮城県、被災市町村が総力を結集して東日本大震災後3年という短期間で石巻ブロック(石巻市、東松島市、女川町)の災害廃棄物処理を完了し、85%のリサイクル率を達成した功績が高く評価されたものです。
なお、表彰式は8月28日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)において行なわれました。
受賞の概要
第13回産学官連携功労者表彰
国土交通大臣賞
巨大災害による膨大な廃棄物 世界初の大規模リサイクル利用
~110年分の災害廃棄物を発災後3年で処理完了~
(受賞代表者)
松崎 富士夫 : 宮城県環境生活部参与(当時)
竹村 公太郎 : 東北大学工学部客員教授(当時)
佐々木 正充 : 石巻ブロック災害廃棄物処理業務特定共同企業体所長(当時)
(現:鹿島東北支店 女川統括工事事務所工事長)
(受賞理由)
学識者による技術助言委員会による技術助言・指導・評価に基づき産学官が連携して、石巻ブロック(石巻市・東松島市・女川町)で発生する廃棄物110年分相当の災害廃棄物処理に取り組み、迅速な対応と技術開発を行い、発災後3年で処理を完了させ、またリサイクル率85%を達成した実績は高く評価できる。 巨大自然災害、震災復興の実現に関連するものとして、社会的なインパクトも大きい。
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