[2015/08/07]
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インドネシア ジャカルタにおける大規模開発事業
「スナヤン・スクエア」の開発フェーズが完了
鹿島(社長:押味至一)のアジア統括現地法人 カジマ・オーバーシーズ・アジア(社長:高橋正剛、以下KOA)が、インドネシアの首都ジャカルタのスナヤン地区において開発を進めてきた「スナヤン・スクエア」が、8月6日、ホテル「フェアモント・ジャカルタ」のグランドオープンをもって開発フェーズを完了いたしました。
本プロジェクトは、インドネシア政府から借り受けた敷地面積約19万m2の国有地にオフィス、商業施設、アパート、ホテルを複合開発するもので、開発・設計・施工・運営までを担う、40年間のBOT事業です。KOA傘下のスナヤン・トリカリヤ・スンパナ社(社長:大石修一)が開発・運営を行い、カジマ・インドネシア(社長:入江紳二)が施工を担当しました。1989年に開発に着手して以来、KOAを中心に当社グループが総力を挙げて取り組んできた事業であり、今後もBOT期間の終了する2036年まで施設運営を継続します。
スナヤン・スクエアの全景
スナヤン地区は、ジャカルタの“黄金三角地帯”と呼ばれる中心街の南端に立地し、スナヤン国立競技場を中心とする緑豊かな環境に恵まれたエリアで、高級住宅街にも隣接しています。スナヤン・スクエアは、高級ブランドのテナントが多数入居するショッピングセンター「プラザ・スナヤン」や、高級コンドミニアムとしてその品質に高い評価を受ける「アパルトメン・プラザ・スナヤン」、快適なビジネスシーンを提供するオフィスビル「セントラル・スナヤン」など、周辺の環境に適応したスタイルでその名を浸透させ、ジャカルタのランドマークとなっています。
また、このたびグランドオープンを迎えたホテル「フェアモント・ジャカルタ」は、シンガポールの「ラッフルズ・ホテル」、ニューヨークの「プラザホテル」、ロンドンの「サボイ・ホテル」を運営するFRHIホテルズ&リゾーツに運営委託した都市型の5つ星ホテルです。洗練されたデザインと質の高いサービスにより、ジャカルタを訪れるビジネス客を中心に、本年1月のソフトオープン以来、既に高い評価を得ています。
鹿島は今後も、海外において各地域のニーズに沿った開発事業の積極的な展開を目指してまいります。
「フェアモント・ジャカルタ」メインロビー
「フェアモント・ジャカルタ」スタンダードルーム
概要
所 在 地 | : インドネシア共和国 ジャカルタ スナヤン地区 |
敷地面積 | : 196,000m2 |
施設(階数/延床面積) | : |
モール(地下1階・3階建/57,000m2)
デパート「ソゴウ」(地下1階・5階建/27,000m2)
デパート「メトロ」(地下1階・4階建/21,000m2)
リテイルカーパーク(地下1階・5階建/76,000m2)
○オフィス
セントラル・スナヤン1(地下1階・18階建/36,000m2)
セントラル・スナヤン2(地下1階・28階建/60,000m2)
セントラル・スナヤン3(地下1階・28階建/60,000m2)
○アパート
アパルトメン・プラザ・スナヤンA棟&B棟(地下1階・24階、地下1階・28階建/45,000m2)
アパルトメン・プラザ・スナヤンC棟&D棟(地下1階・30階、地下1階・24階建/57,000m2)
○ホテル
フェアモント・ジャカルタ(地下1階・32階建/125,000m2)
設 計 | : 当社建築設計本部、カジマ・デザイン・アジア 他 |
施 工 | : カジマ・インドネシア |
開業の経緯
1996年 | ショッピングセンター「プラザ・スナヤン」 |
1997年 | オフィス「セントラル・スナヤン1」 |
1998年 | アパート「アパルトメン・プラザ・スナヤンA棟&B棟」 |
2005年 | 商業施設「プラザ・スナヤン・アルカディア」 |
2007年 | リテイルカーパーク シネマ拡張移転及び飲食エリア増築 |
2008年 | オフィス「セントラル・スナヤン2」 |
「プラザ・スナヤン」モールのファサード改修 | |
2010年 | オフィス「セントラル・スナヤン3」 |
2012年 | アパート「アパルトメン・プラザ・スナヤンC棟&D棟」 |
2015年 | ホテル「フェアモント・ジャカルタ」 |
【参考資料】
スナヤン・スクエア 施設配置図/スナヤン・トリカリヤ・スンパナ社(STS)会社概要 (PDF:180KB)

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