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プレスリリース

[2019/06/13]

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「若手技能者の採用や育成に資する活動に対する助成事業」を創設

~建設産業の担い手確保・育成に向けた支援を加速~

 鹿島(社長:押味至一)は、当社の協力会社組織である鹿島事業協同組合(理事長:中里徹哉)と連携し、組合員各社を対象に、「若手技能者の採用や育成に資する活動に対する助成事業」を創設、このたび第1回目の助成対象5件を選定しました。
 本助成事業は、建設産業の将来を担う若年層の技術者・技能労働者を確保することを目的に、人材確保・育成等に力を注ぐ組合員各社の先駆的な取組みに対して、その費用の全額または一部を補助するものです。

1.事業創設の背景及び募集の概要

 建設業では今後、高齢技能者の大量離職が懸念されており、「次世代の担い手確保」は重要かつ喫緊の課題となっています。厳しい人材確保競争が続く中、鹿島と鹿島事業協同組合は、2019年2月に本助成事業を創設し、活動テーマを広く募りました。
 助成の対象となる活動は、新規採用に関する取組みだけでなく、働き方改革などの処遇改善に向けた取組みや、現場の生産性向上に資する技術の開発までをカバーした、幅広い内容となっています。

募集の概要


2.第1回助成対象活動の概要

 

助成対象活動の概要


 このたび選定した5件は、いずれも選考において高い評価を獲得し、職種や地域等の面からも、普及や水平展開に向けた有効なモデルケースとなることが期待されています。

3.今後の展開

 鹿島と鹿島事業協同組合は、助成対象の活動に対して継続的にフォローアップを行うと共に、助成を受けた会社・団体より活動状況の報告を受け、その概要を本年10月開催の「協力会社改善事例全国発表会」、組合機関誌「いしずえ」及び鹿島の「協力会社向けホームページ」への掲載等を通して、広く紹介・展開していく予定です。
 第2回の募集は2020年2月より行い、組合員各社の主体的な取組みを引き続き支援していきます。

(参考)鹿島事業協同組合の概要と人材確保・育成に関する取組み
  • 鹿島事業協同組合は、「中小企業等協同組合法」に基づき1974年に設立した法人で、今年で45周年を迎えます。鹿島の生産体制の中核を担う協力会社(全国約950社)にて構成され、相互扶助の精神の下、組合員自らの経営体質強化を図り、ひいては鹿島の施工力強化を目指して活動を続ける、他のゼネコンには類を見ない団体です。
  • 2015年より新たに人材確保育成事業を立ち上げ、このたびの助成事業もその一環となります。これまでに当組合が実施した主な活動内容は次のとおりです。
  1. 自社ホームページ制作ツールの提供
  2. 若手技能者等の認定訓練負担金の助成
  3. 各種パンフレットの制作(10種類)
  4. 各種DVDの制作(12種類)
  5. 無料職業紹介事業の展開
  6. 組合ホームページ(http://kajima-kyoren.com/)の運営 別ウィンドウが開きます

プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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