[2019/10/24]
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名古屋ビジネスエリアの中心 伏見エリアに自社開発オフィスビル
「名古屋伏見Kスクエア」が竣工・開業
鹿島(社長:押味至一)が名古屋市中区で開発を進めてきた「(仮称)鹿島伏見ビル」が、本年9月30日に竣工し、正式名称「名古屋伏見Kスクエア」として10月1日に開業しました。
名古屋伏見Kスクエアは、名古屋ビジネスエリアの中心「伏見」のメインストリートである錦通に面して立地する、1階が店舗、2~13階が事務所となる貸床面積約3,230坪の賃貸オフィスビルで、事業企画・設計・施工とも鹿島が担当した自社開発物件です。
基準階の事務所部分は、有効面積262坪、天井高2,800mm、奥行約15mの整形な無柱空間を実現したことにより、ゆとりあるフレキシブルなレイアウトが可能で、快適な就業環境を提供します。名古屋のビジネスエリアにおいて必要不可欠な駐車場も158台整備し、テナントニーズに応えます。
また、外装ガラスには高性能ダブルコーティングLow-Eガラス※、アルミカーテンウォール型材には六価クロムを発生させない高耐候ポリエステル粉体塗装を採用し、ブラインドには太陽光追尾による自動制御システムを搭載するなど、カーボンマイナスや省エネルギー化に配慮しました。
さらに、環境負荷低減とカーボン固定を意図し、エントランスホールや各階エレベーターホールの内装には、木曽ヒノキの無垢材を使用しています。
なお、施工においては、昨年11月に発表した建築工事に関するあらゆる生産プロセスの変革を推進し、生産性の向上を目指す「鹿島スマート生産ビジョン」のパイロット現場として、ICTを活用した各種の施工ロボットや現場管理ツールなど18項目にのぼる最新技術・システムを適用、実証し、社内外に試行状況や今後の展望、応用技術を発信しました。
※ 遮熱性のある特殊な金属膜をコーティングした複層ガラスで、冷暖房効率を高める効果がある
事業概要
事業主体 | : 鹿島建設株式会社 開発事業本部 |
所在地 | : 愛知県名古屋市中区錦二丁目14番19号 |
主要用途 | : 事務所(2~13階)、店舗(1階) |
敷地面積 | : 1,828m2 |
延床面積 | : 16,891m2 |
階数 | : 地上13階 |
最高高さ | : 59.87m |
構造 | : CFT造 (制震構造) |
駐車台数 | : 158台 |
設計施工 | : 鹿島建設株式会社 中部支店 |
工期 | : 2018年3月~2019年9月 |
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
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