[2022/11/22]
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国内初の商用洋上風力発電事業
「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」 全33基の風車据付完了
鹿島(社長:天野裕正)は、住友電気工業株式会社(社長:井上治、以下「住友電工」)と共同で、国内初となる商用洋上風力発電事業の実施に向けた「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」を進めています。2021年9月に基礎の設置を終え、2022年9月に秋田港において最後の風車を据え付けたことで、秋田港13基、能代港20基、全33基の風車据付が完了しました。
本事業は、民間企業が計画段階から商業ベースで開発・事業化を行うもので、秋田港と能代港の港湾区域内に風車33基を新設、発電容量は約140MWと国内最大規模を誇ります。今後は、2022年末の商業運転開始に向け、全33基の風車の試運転・法定検査等が進められます。
鹿島は今後、本工事で獲得した施工ノウハウを活用することで、需要が見込まれる「洋上風力発電施設」工事への対応をさらに強化し、同施設の建設を通じて、低炭素社会への移行に貢献していきます。
概要
事業者 | : 秋田洋上風力発電株式会社 |
所在地 | : 秋田県秋田市、能代市(港湾区域内含む) |
発電容量 | : 約140MW |
発電形態 | : 着床式洋上風力(モノパイル形式) |
風車基数 | : 秋田港13基、能代港20基、計33基 |
設計施工 | : 鹿島・住友電気工業特定建設共同企業体(基礎及び海底ケーブル) |
※風車はベスタス・ジャパン株式会社が設計・製作・組立、鹿島JVはSEP船による運搬等 | |
工期 | : 2020年2月~2022年12月 |
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