[2025/12/18]

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　鹿島建設株式会社（代表取締役社長：天野裕正）、日本郵政不動産株式会社（代表取締役社長：池田明）、SMFLみらいパートナーズ株式会社（代表取締役社長：上田明）、京阪神ビルディング株式会社（代表取締役社長：若林常夫）の4社が共同出資する合同会社桜島開発は、2025年12月、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン オフィシャルホテルで唯一となる外資系ホテル「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトが本格着工したことをお知らせいたします。
　本プロジェクトは、世界最大級のグローバルホテル企業であるIHGホテルズ&リゾーツ（本社：英国、国内運営会社：IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社、日本：東京都港区、代表：IHGホテルズ&リゾーツ 日本&マイクロネシア マネージングディレクター 兼 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO アビジェイ・サンディリア、以下、IHG）の運営により、「インターコンチネンタル」、「キンプトン」、「ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ」の3つのホテルブランドを展開する予定です。

本プロジェクトの特徴

1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテル唯一の外資系ホテル
　本プロジェクトは、世界最高クオリティのエンターテインメントを提供する「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の至近、かつ2030年に開業が予定されている大阪IRなどの、エンターテインメント施設が集積する大阪ベイエリアに位置する、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルで唯一の外資系ホテルとなります。合同会社ユー・エス・ジェイ（社長：村山卓）と一体となって大阪ベイエリアの賑わい醸成に貢献します。


関西各地からの利便性に優れた立地

　大阪駅から約20分、伊丹空港から約40分、京都駅・三ノ宮駅から約60分と利便性に優れています。
　本計画地は、船着場であるユニバーサルシティポートにも近接しており、舟運による大阪市内へのアクセスも可能です。将来的には、関西国際空港や神戸空港からの海上アクセスも期待されています。






交通アクセスマップ
※クリックで拡大します

2. IHGの運営による「トリプルブランド」ホテルの展開
　本プロジェクトは、IHGが日本国内で運営する初の「トリプルブランド」ホテル（1棟の建物に3つのホテルブランドを擁する施設）となる大規模開発プロジェクトです。

＜各ブランドについて＞

【インターコンチネンタル】 世界70ヶ国以上に237軒の開業ホテルと102軒の開業予定ホテルを展開する世界最大級のラグジュアリーホテルブランド。1946年、パンアメリカン航空の創業者フアン・トリッペにより設立され、「旅には、人の心を広げ、文化をつなぐ力がある」という信念を原点に歩んでいます。
【キンプトン】 洗練された遊び心あるデザインと、人間味あふれるゲスト体験を融合させたホテルというコンセプトを米国で確立。1981年にサンフランシスコで誕生したラグジュアリー ライフスタイル ブランドで、世界各地の都市やリゾート、新たな成長市場で、83軒の開業ホテル、64軒の開業予定ホテル、100軒超のレストラン、バー、ラウンジを展開しています。
【ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ】 現在1,242軒の開業ホテルと291軒の開業予定ホテルを展開し、さらなる成長を続けています。2022年には、創業者ケモンズ・ウィルソンが1952年8月、故郷である米国テネシー州メンフィスに最初のホリデイ・インを開業してから70周年の節目を迎えました。



3. 立地特性を活かした二面性を表現する景観形成
　本計画地の西側は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に面し、東側は遊覧船も行き交う「安治川河口」に面しています。この恵まれた環境を最大限活かすべく、建物を東西2棟に分け、双方の外部環境と調和しながら、空気が行き交うよう連続性のある空間を演出しています。
　西側は、ブルックリンの街並を想起させる重厚感のあるイメージとし、東側は、安治川の煌めく水面を映し出す、開放的で透明感のある佇まいとしています。都市と自然が交差する風景の中に調和を描き出し、この土地ならではの体験価値を提供するディスティネーション（旅の目的地）を目指しています。





ユニバーサル・スタジオ・ジャパン側 外観パース



安治川側 外観パース



4. 安治川とホテルとをシームレスにつなぐ水辺空間の整備
　着工に先立ち、合同会社桜島開発は、本計画地と安治川の間に位置する此花西部臨港緑地エリア（以下、水辺エリア）において、2023年3月に、公募型プロポーザル「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり事業」の事業予定者に選定されました。広場の整備やアートの設置を行うことで、回遊式庭園を散策するようなウォーカブルな体験を創出する場とし、水都大阪を体現する舟運環境整備により一層取り組んでまいります。
　また、水辺エリアの整備にあたっては、行政や地元企業、地域団体で構成される「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり協議会」と一体となり、水都大阪の玄関口である桜島エリア全体の賑わい創出を目指します。

位置図



位置図

計画概要

プロジェクト名称	Osaka Sakurajima Resort
事業主	合同会社桜島開発 （鹿島建設、日本郵政不動産、SMFLみらいパートナーズ、京阪神ビルディングが出資するSPC）
所在地	大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番、507番（地番）
運営会社	IHG Japan Management合同会社
ホテル	インターコンチネンタル　244室、キンプトン　246室 ホリデイ・インリゾート　327室　全817室
ホテル付帯施設	レストラン、プール等
敷地面積	17,246m2
延床面積	100,494m2
規模	地上14階・地下1階
構造	SRC造・S造
交通	JR桜島線「ユニバーサルシティ」駅徒歩6分
設計・施工	鹿島建設株式会社
インテリアデザイナー	インターコンチネンタル：G.A. DESIGN INTERNATIONAL LIMITED キンプトン：White Jacket Pte. Ltd. ホリデイ・インリゾート：ILYA CORPORATION
竣工	2029年（予定）
開業	2029年（予定）




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