絶滅危惧種のコアジサシ営巣地整備に参加
2017年4月23日(日)、森ヶ崎水再生センターでのコアジサシ営巣地整備のボランティア作業を行いました。
コアジサシは絶滅が心配されている渡り鳥で、オーストラリアなどから日本に渡ってきます。このコアジサシが営巣する砂浜や河原などが減少し、日本でのコアジサシの子育てが年々困難になっています。東京都森ヶ崎水再生センターの施設屋上で営巣しているコアジサシが発見された2001年から、NPO法人リトルターン・プロジェクト、東京都下水道局、大田区が協力して、同施設屋上を営巣地として整備するようになりました。
鹿島も、2010年からこの営巣地整備プログラムに協力しています。おそらく日本で一番大きなコアジサシの営巣地となった森ヶ崎ですが、2016年はここで1600羽ものヒナがかえったものの、カラスが侵入し8割以上のヒナが捕食されてしまうという悲劇がありました。そこで今回は、既存のレンガシェルターを改良し、カラスがヒナを引きずり出すことのできない細長いシェルター設置を行いました。鹿島・グループ会社の社員とご家族、ご友人の方まで総勢24人が参加、五洋建設の新入社員15名とともに、一日汗を流しました。