東京大学 東洋文化研究所 国際総合日本学サマープログラムの支援
2018年8月2日、東京大学の東洋文化研究所が海外の学生に戦後と現在の日本を理解してもらうために開催している、国際総合日本学サマープログラムの一環で、ヨーロッパ・アメリカ・アジア各国の大学生と担当教授約20名が鹿島を訪問しました。
様々な国からプログラムに参加している学生に対し、建築設計本部の担当者から、機能性と意匠を融合させ、ひとの感覚に訴えかけるユニバーサルデザインを具現化する当社の技術や、世界に類を見ない急速な超高齢社会を迎えた我が国の新たな環境・空間づくりの取組みを紹介しました。
学生たちからも活発な意見交換がなされ、「イヤフォンを掛けて音楽を聞いているときや、重い荷物を両手に抱えて移動するときなど、実は誰でもある意味で障害者だと認識するようになり、いい意味で非常に衝撃的な体験となった」との感想が寄せられました。
鹿島はこれからも国際交流と併せて、次世代を担う学生たちに当社のだれもが住みやすい環境やまちづくりの取組みを伝える社会貢献活動を展開していきます。
※ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、利用者の身体能力・利用者が置かれている状況・利用者の体格・性別・国籍などにかかわらず「使いやすく」「わかりやすい」建築・情報・サービスを創造するという考え方です。
色や形だけでなく、音や匂い、感触などヒトの五感に訴えて、どんな空間なのかをより分かりやすく伝える。当社では、このようにユニバーサルデザインを新たな視点で捉え直した、新しい環境・まちをつくりあげていきます。
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