環境教室「ミミズが描くアースワーク教室」
2019年8月7日、広島県安芸郡海田町公民館にて、中国新聞社主催、鹿島中国支店が協賛する環境教室が開催されました。
例年、広島県内の小中学校で特定の学年を対象に授業を行っているもので、今回は地域の小学1年生から6年生まで7名が参加しました。
今回は、ミミズを用いたオンサイト型食品廃棄物堆肥化システム「K-BECS※(ミミズコンポスト)」の技術を軸に、「ミミズが描くアースワーク教室」と題して、ミミズの生態や、ミミズコンポストを運用することによる環境負荷低減、さまざまな効果・効能についての授業を行いました。
はじめに、日常生活で排出されるゴミのリサイクル率や、そのゆくえなどに触れ、続いてミミズの生態や資源循環に寄与するミミズコンポストの仕組みについて、クイズを交えて、楽しみながら理解を深めました。
後半にはワークショップの時間を設け、ポスターを制作し、参加者や見学の保護者の前で発表しました。発表時には参加者の緊張がひしひしと伝わってきましたが、小さな生物が生ゴミを処理してくれることで良質な土壌ができることや、資源循環の意味など、それぞれに関心を持ったことがよくわかる内容で、発表を聴く側も盛り上がりました。